小兵横綱日馬富士・・・両前回しを掴み一気に前にでる相撲を期待します。
大相撲夏場所が終った。大相撲大ファンの私としては、それなりの講評をしたいと思うのですが。実は時間が上手く取れなくて、テレビ桟敷で観戦できなかったので、たいした感想もないのですが。幸い千秋楽の何番かは見ることができましたので・・・・
千秋楽・・・今場所限りで軍配を置く第36代立行司木村庄之助に・・・白鵬と大関鶴竜が通路で花束を贈る姿が画面に映し出されました・・・なぜか熱いモノが込み上げてきました。いやいや、白鵬は名実とも大相撲界を一人で背負って立っている大横綱だと、感動しました。
また、優勝インタビューで稀勢の里のことを問われ、成長を評価し、良い緊張感が持てましたと語る口調にも、白鵬時代はまだまだ続くのではないかと・・・。今場所は大関の頑張りが光りました。勿論、稀勢の里に対する期待は大ですが。琴奨菊も稽古を積んで、足腰のモロさをカバー努力の成果がでましたね。来場所一番楽しみな力士です。
鶴竜も目立たないですが、身体が引き締まっていました。もう一回り大きくなれば、2・3年後には稀勢の里、鶴竜時代がくるのでは、そんな予感がします。若手では・・一番も見なかったのでわかりませんが、私が期待する常幸龍が4勝では情けない。怪我で体調を崩していなければ良いのですが。
怪我といえば。横綱の日馬富士。あの小さな身体に・・慢性的な左足首捻挫・・・にも拘らず、11番勝った。序盤の取りこぼしが痛かったですが、最後までよく頑張ったと思います。足首の完治は難しいと思いますが、前に出る時には痛みは感じないはず。頭で鋭く当たって、両前回しを素早く掴み、下から押し上げて寄る・・・そんな小兵力士の正統派相撲を磨いて欲しいです。
来場所は愈々、名古屋場所。北の湖理事長が稀勢の里、綱取り場所と明言・・・いやが上にも盛り上がる場所になりそう。新聞によりますと、稀勢の里は「疲れました、兎に角休ませて下さい」なんて、生ちょろいこと言ってるようですが・・・・
絶好のチャンスです。血の滲むような稽古で精神力を鍛え、日馬富士の速攻をかわし、大横綱白鵬に恩返しして、横綱を掴み取って欲しいと思います。勿論、私は今年も愛知県体育館に出掛け大相撲を観戦する予定です。Goto
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