卵に感謝を。

60年前よりも卸価格が安いんですって・・・・
6月2日ってなんの日か?0602・・・・オー・ム・レ・ツーで「オムレツ」の日ですって。その日にかこつけたのでしょうか。6/3付・朝日新聞に一般社団法人日本鶏卵生産者協会、社団法人日本養鶏協会の意見広告(写真参照)が掲載され、これは切実な問題だと考えさせられました。
熱々のごはんに生卵をぶっかけ、醤油をチョッピリ垂らして、よくかき混ぜ、一気にかきこむ。
あてに、沢庵か白菜の浅漬けでもあれば、満点。卵かけ御飯です。生卵は栄養価も高く。リーズナブル。即満腹感も味わえる・・・。朝食の定番ですが。おかずがない時に持って来いです。
生卵が食べれるのは世界でも珍しいって知ってましたか?欧米ではSunny-side up(目玉焼)で半熟で食べますが、生卵をそのまま食べるのは日本だけらしいです。「卵の生食」ができるのは、鶏卵生産者の徹底した品質管理の証だそうです。
それに、価格。スーパーなどのチラシには必ずたまごワンパック「00円」なんて、特価が付けられます。なぜ、卵は低価格を維持できるんだろうと疑問に思っていましたが。この意見広告によりますと鶏卵の卸売価格は60年前よりも安いんんですって・・・
しかし・・・ここ数年・・その生産者たちが、飼料代などの生産コスト高騰で、採算割れに陥り廃業に追い込まれているとのこと。消費者としては卵がスーパーの「目玉商品」(洒落てる場合ではないのですが)として廉価で冷蔵庫に収まるのは歓迎なのですが。
その背景に、生産者の血の滲むような努力、大規模化や合理化で成り立っていることを知りますと、生産者に思いを馳せねばいけないのですが、ではどうしたら良いのか。悩ましいところです。消費者にできることは、目玉焼に厚焼きたまご、オムレツなど卵料理をたくさん楽しんで、消費量増やすことでしょうか。「卵」に感謝して。Goto
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6/3朝日新聞

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