掌を返す

無責任極まりないとはこのことか?
オスプレイの訓練を・・・一部、大阪八尾空港で受け入れても良いと、維新の会代表・橋下大阪市長が表明。朝日が社説で批判を展開・・・「橋下氏は風俗業活用発言の失地回復狙い」「以前、普天間移転先を関空にと言ったが、立消えた。基地問題では一貫性がない」
「オスプレイは相次いで墜落事故を起こした。八尾空港も住宅密集地。人口密集地や学校の上は避けるという日米間の合意が守られていない。政党代表ならば、その合意をまず取れ」「八尾に限らず訓練地域の住民を説得するのは困難」「沖縄の負担軽減になるかも定かではない。いかにも唐突、準備不足の案だ」
そして「政府には沖縄の基地の県外移設と訓練の安全性の問題の両方を詰めていく責任がある」と安部政権批判で結んでいる。・・・要は橋下氏が何を言おうが、米軍基地は日本にいらない。オスプレイなどもってのほか。と、強調してるだけ。であれば、批判のための批判など・・たいそうに書かず・・最初からそう書けばよいと思う。
毎日新聞。金言(6/7付)に、面白いことが書いてあった。
横浜で開催された「アフリカ開発会議」の前後、メディア各社は「日本企業はもっと積極的にアフリカにコミットせよ」と及び腰の企業を叱責しているが、リスクのある国でテロなどに企業が巻き込まれると・・・・
「危機管理は十分だったのか」なぜ、「そんな危険な場所に行かせるのだ」と日本政府も、企業もNGOも袋叩きにして責任者を追求してきた。勢いに任せ、外国に派遣したこと自体を否定する論調も茶飯事。そこまで叩かれれば企業とて「リスクはなるべく冒さない」と守りの姿勢入るのは当然の成り行き・・・
それがアフリカが注目されると「日本の対アフリカ貿易が中国の5分の1、何やっているのだ」(毎日)「世界の耳目が集まるアフリカの現場で、日本の存在感は極めて希薄、何やってんだ」(朝日)「アフリカの日本への期待は大きい。民間企業は足並みを揃え、政府と一体となって支援や投資を拡大すべし」(読売)・・・と、アフリカに打って出ない企業、政府をメッタ切り・・・
でもこの自己矛盾がメディアの実態。なんと場当たり的で無責任な論調を繰り返すのか・・・
自分の考えと合わなければ、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、橋下氏をメッタやたらにこき下ろす。朝日には・・・だったら、日米同盟も堂々と否定したらどうか申し上げたい。
朝令暮改というが、ここまで平気で掌を返せるものだと、驚く。そのメディアに我々は踊らされているのだから、国に未来があるとはとても思えない。背筋が寒い。GOTO

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