新聞って素晴らしい・・・

スイレンの池と灼熱の赤土・・・・
朝日新聞岐阜県版(6/17付)に「鯉が揺らすスイレンの花」と題した囲み記事が。(写真参照)
岐阜県飛騨高山・清見町の大谷しだれ桜公園の池。約200株のスイレンが見事に咲き、地域の人が放したニシキゴイが葉を揺らしながら悠然と泳ぐ姿を描く・・・
私は新聞の情報って、文学ではないかと思うことが度々ありますが。
この囲み記事と写真・・・どんな記者が書いたのか。写真を撮ったのか・・・多分、岐阜支社の若手の記者だと思うのですが。写真の構図も、水面に映る鯉も、哀愁をおびたスイレンを眺める女性の姿も。
これは・・・なかなかの芸術作品。センスがいいですね。新聞の魅力です。今月末に飛騨高山を訪ねる予定があります。清見のインターで降りて、スイセンを愛でに行こうかと思うほどです。
同じ日の朝日新聞。見開き全ページの広告。乾いた風に赤土が舞い上がる。写真の現場はオーストラリア北西部の鉱山採掘現場。超大型油圧シャベルのもとにやってくるのは直径3,8mのタイヤが唸る「ダンプトラック」。驚くのはそのスケールではない。「ダンプトラック」が無人であるってこと。
シャベルカーのコマツが「無人で働く」ダンプトラックのシステムを開発・・・近い将来、このエリア全体で150台の無人ダンプトラックが働くのだそう。凄いですね。日本のメーカーがハードだけじゃなく、ソフトも開発して鉱山の未来を切り拓いているんですから。
海外での日本企業の劣勢が伝えられていますが。このど迫力新聞広告。なぜか元気になりますね。それと合わせ、飛騨高山の小さな池に咲くスイレンとニシキゴイ、そして恋する女性?の文学的記事・・・広告局も編集局も頑張って紙面を作ってます。新聞って素晴らしいと思いませんか。Goto
IMG_1204.jpg
IMG_1202.jpg
6/17朝日新聞

コメント