参院選に思う

投票に行かないのも立派な選択肢・・メディアが作る政治不信・・・
さてさて・・・なんともはや消化試合のようで・・全くもって盛り上がりませんが、月が変われば参院選がスタートします。メディアも争点なき国政選挙をどう報じたら良いのか?腐心しているのではないかと、お察し申し上げるのですが。
そこはそこ・・・争点が無くとも無理矢理・・理屈を付けて。あることないこと取り混ぜ報道することになります。だって、そうしなきゃ、紙面は埋まらないし、放送時間がつぶせませんものねぇ。私的には・・自民と民主に違いがないのですから、あえて違いを際立たせる必要はないと思うのですが・・・・
選挙報道、共通点、あるいは似通った政策については、同じであることを強調してはどうでしょうか。いままでとは真逆に。違いを際立たせ有権者に選択させるのが選挙報道だったのですが、逆にするのです。それでは報道になりませんか?
でも国民は、政権交代させて民主党政権を実現させ・・・見るも無残に崩壊・・それも内部から・・そんな現実を見せつけられもう分かったのです。行政改革も規制緩和も市場開放も国の形も簡単には変えられないことを・・・であれば政党の公約政策の95%ぐらいは同じ。同じ政策なら違いがないのですから・・モタモタしないで・・・サッサと片付ける。
そのために、衆参のねじれが問題なら。所詮、あってもなくても良い参院なんですから。面倒なことは抜き。与党が勝てば良いと思っているのです。誤解を恐れず申し上げたいのですが、国の形を根本から変えるべきと主張する「日本維新の会」を潰して、すべての選択肢を葬り去った責任は、メディアにあるのではないでしょうか・・・
左翼政党があるって?とんでもない。
最近の左派政党はまるで時代劇を見ているようなものです。
そうしておいて、重箱の隅を突つくような違いを報じても・・・どなんの意味があるのでしょうか。私の持論とは違いますが。今度の参院選、投票にいかないのも国民の立派な選択だと思うのですが・・・Goto

コメント

  1. GOTO より:

    コメントありがとうございます。
    今年は岐阜県からのブラジル移民100周年・アルゼンチン40周年で、8月末に副知事以下300人近いメンバー(中津川市のゆきこま劇団・学生ミュージカルのメンバー含め)が大挙南米を訪問します。私も龍馬さんにブラジルでと予定したのですが、残念ながら、日程調整できず断念しました。
    ブラジルの選挙制度は強制的ってことですね。民主主義度はこれからですね。Goto

  2. ブラジル龍馬 より:

    ブラジルでは、国政・地方とも選挙の投票率はいつも80%前後です。
    これは、日本よりブラジル国民の意識が高いのではありません。
    投票が権利ではなく義務だから? つまり、行かないとペナルテイがあるからです。
    少額ながら罰金を取られますし、パスポートが取れなくなるとか、
    公務員関係の試験が受けられなくなるとか、
    銀行で借り入れが出来なくなるという理由が大きいと思います。
    「投票に行かないのも・・・」は、いつもの後藤節だと拝見していましたが、
    野崎さんの真正面からの反論に、日本には、まだ真面目な方もいるんだと安心しました。
    でも、誰かが言わなきゃと、毎朝ブログの捻り出し、ご苦労様です。
    後藤節のますますの炸裂を期待しています。

  3. GOTO より:

    私の持論は、野崎さんと同じで、民主主義国の権利である投票権を行使してこそ、国家は成り立つのだと思っています。投票に行こうです。
    しかし、もう一方では、民主主義が成熟してきますと、政党間の政策も収斂され、差異が無くなってきます。であれば、選択する必要がなくなります。
    投票率が低いことはまんざら悪いことでもないと思うのですが。Goto

  4. 野崎 より:

    いつも楽しく拝見させていただいてます
    今回の「参院選に思う」はまさしくメディアが作る政治不信だと同感します
    自分では旨く表現できないことを痛快に指摘する先輩の言葉は大好きです
    ですが、「投票に行かないのも立派な選択肢」に納得ができませんのでコメントさせてください
    弊社社員はいわゆる職人とい呼ばれる人たちで、社内朝礼で何度も投票に行くように選挙のたびに言うのですがほとんどが他人事のようです
    選挙に行った事のない者もいます
    そんな社員に対してまずは行く癖をつけるように指導しています
    さまざまな意見があるとおもいますが誰に入れてよいか分からなければ白紙でもよいので・・と!
    先日の都議選の投票率はあきれましたが、その低さの内訳として、いつも投票に行くひとがあえて投票しなかった割合よりも、投票権をいつも放棄しているひとがずっと多いような気がします
    自分の住んでいるところの代表を選ぶのになぜ投票に行かないのか不思議ですがこれも現実かと・・・
    投票権をいつも放棄しているひとが身近にいるのでまずは選挙に行きましょう!といい続けたいと思います
    これからも頑張ってください!