新聞の重厚な論調とテレビ報道の即効性を組み合わせた政権運営を・・・
参院不要論者の私としては、候補者の就職活動に加担するのもシャクでしたが、政治的な発言もしますので、仕方なく投票に行ってきました。投票率52%をどう評価するかは人によって違うでしょうが。国民の48%が現政権を信任したと捉えるべき。それが、民主主義の考え方です。
投票日は実に、忙しい夜でしたね。サッカーの国際試合はありましたし、ゴルフ松山英樹プロが、ひょっとしたら、ひょとするんじゃないかと期待を持たせてくれた、The Open(全英オープン)のファイルも見逃すわけにはいかないし・・・
報道合戦ではテレ東が池上彰さんをアンカーにして、視聴率で圧勝したそうですが。我が岐阜県は残念ながら、ネットされずで池上節には触れれずでした。国政選挙で思うんですが。投票箱が閉まると同時に各党の当選者数が発表される、それも100%の確立で当る凄いと思いませんか。
統計学に根ざした出口調査をするんですから、驚くなかれ・・・なんでしょうが。テレビ局も結果が分かっているのに最終まで放送しなきゃならないのも辛い話ですが、視聴者も面白くないですね。その点、FNN系列は・・・サッカーと政党別当選者数の表を同時に放送・・・
OO党がゼロで、OO党が3なんて表示されますと、サッカーの得点じゃないかと笑っちゃいましたが、くどくどと解説にもならない解説をするよりも・・・サッカーを楽しみながら選挙結果を知る二画面はヒットでしたね。でも中国が3人も当選するなんて意外・・いやいや、間違いです。格下に3点も取られるなんて・・・・情けない。
次の日の朝刊各紙・・・さすがに当落の最終が未明に及んだ影響か。苦心の紙面作りでした。
テレビの即効性に、新聞は勝てない。配達までに時間がないので、まともな解説記事も、論評も間に合わない・・・新聞の泣き所でしょか。
火曜日からは、テレビはもはや参院選は過去のものとなりましたが。新聞はさすがです。
各紙とも、安部政権のこれからをつぶさに分析、評論しています。大方は「黄金の3年間」「強い経済なくして外交も社会保障も成り立たない」との決意を安部さんが貫けるかで一色。
私的には、新聞が様々な意見を戦わせ、議論に議論を重ねるのも重要だと思うのですが。テレビ報道のような即効性を発揮してもらい、まずは「間髪入れず」税制改革、法人税の減税と設備投資減税を先行させて欲しい。そうすれば、第三の矢である成長戦略が明確になり、批判の暗雲は綺麗に晴れますから。
安部政権には、新聞の様々な意見を取り込んだ議論と即断即決で報道するテレビの即効性とを組み合わせた政権運営を期待したいものです。Goto
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