徘徊

やれやれ・・・生きるってことは厄介なことでもある・・・
季節の移ろいに嘘はない。先月までは、朝4時台には明るくなってたのに、5時ではまだ、暗い。早朝ウォーキングも4年目を迎え、短パン、半袖姿で歩けるのは、いつ頃までだったかと、気になるほど、冷んやりしてきた。
まぁー当然といえば当然なんだが。秋といえば、日が落ちるのがつるべ落とし。17時を回ると急に暗くなる。19時でもまだ、一仕事なんて・・明るかったのに。長くなった夜をどのように過ごすのか。若かりし頃なら、歓楽街「柳ヶ瀬」徘徊と洒落込むのだが・・その元気はない。
徘徊いえば。我が家も老母(89歳)が認知症と診断された。もともと気丈な人、本人に自覚がないから困るのだが、避けて通れぬ介護の道。家人ばかり押し付けるわけにもいかぬ。ここは心して、高齢化、認知症と向き合わねばならない。
先日、名古屋地裁は、5年半前・重度の認知症の男性(91歳)が愛知県内の駅で線路内に立ち入り列車にはねられて死亡した事件で、JR東海が男性の遺族に列車の遅れによる損害約720万円の支払いを求めた訴訟で、「遺族は徘徊を防止する措置を怠った」と全額支払いの判決下した。
その判決の良し悪しは別として。徘徊するようになれば、介護にあたる家族は目が離せなくなる。そうなれば、生活が壊れてしまう。認知症患者の「在宅介護」は難しくなるのは必定。かといって、すべてを国の責任と押し付けて良いものか?考えさせられる判決である。
季節の移ろいに嘘がないと同様、人の老いにも嘘はない。「子ども叱るなきた道じゃ」「年寄り叱るな行く道じゃ」そんな名言もあるが、悠長なことは言ってられない。まずは、老老介護に正面から向き合い、秋の夜長の徘徊だけは避けさせる対策を講じねばなるまい。生きるってことは、厄介なことでもある。Goto

コメント

  1. Goto より:

    「倍返しの幸運」ですか。
    面白いですね。考えたことがなかったです。理不尽に耐え、王道を真っ直ぐ進めば、天は助くるモノを助けますね。陰徳あらば陽報ありと申します。徳積む人生が一番ですね。Goto

  2. レモンハート より:

    こんにちは。
    生きることは大変なことですね。
    落胆と絶望、不安、心の隙間にいつも忍び込んでくるコイツらとの戦いです^^
    最近「倍返しの幸運」。
    口の中で唱えてます。
    仕事、病気、お金、不安、不運・・・
    人生に特効薬がみつかりませんが、
    毎日、最善な方法を考え、汗を流していれば、「倍返しの幸運」が待っている!
    いや、そう思い込んでやる!^^
    日々、そう考え生きてま?す。
    ゴルフも上手くなる特効薬がみつかりませんんが
    「倍返しの幸運」を信じて練習してます^^