岡林信康さんと所ジョージさんの社会風刺・・・
敬愛する仲間に・・・「オマエさん、岡林信康のチューリップのアップリケを懐かしがってたねぇ」と、彼から岡林信康のCDを送って頂いた。音痴で音楽センスゼロの私です。曲の良し悪しはさっぱりですが耳の残ってる「歌詞」があります。
取分け・・・あの時代。高度成長を迎えようとしたこの国・・・国中がギラギラと輝き経済至上主義へ突き進み始めた時代。「それでええんかいなぁ」と斜に構え、妙に熱くなりながらも冷めてた青春時代・・・フォークソングを聴きながら。反戦歌に燃え、労働歌をがなり、社会風刺の歌詞に酔った頃・・・
心に沁みた歌詞が「うちがなんぼ早よう起きても。父ちゃん靴トントン叩いてはる」と刹那に歌う岡林信康の「チューリップのアップリケ」。それを聴かせてもらい久しぶりに青春の墓標の前に立ちました。
私の大好きな天野祐吉さんの「CM天気図」(朝日新聞コラム)。私も広告業界の端くれに生きるひとり・・私とは感覚や視点が違うと・・・首を傾げる内容が多いですが。(いくら好きでも、違うんではと思うことは違うもんですからお許しを)毎回真面目に読んでいます。
前回のコラムは「健在トコロぶし」と題した、最近歌ってるシーンを見なくなった所ジョージさんが自由気ままに・・・好きな時につくって歌ってるって話。物好きな私です。早速、コラムに書かれてあるYouTubeに飛び込みトコロぶしを聴いてみました。
勿論、歌の良し悪しは私に判断などできませんが。3曲聴いて、あの時代の匂いをプンプン感じつつも、社会風刺は岡林信康さんの域には遠く及ばないかなと思いながら「歌詞」を楽しみました。Goto
「休日の国」
働く場所がないのに勤労感謝の日
働きたくても休日 休日
いがみ合いは終わらないのに文化の日
それをテレビで見ているのも文化
休日が我先の人たちで かがんでいる普段着に包まれ
休みの終わりにため息をつく
予約をした人たちの休日ぬくい
オフにしたスイッチはショートして
※続きをお聞きになりたい方は・・・
http://youtu.be/el1FDzuTK54
岡林信康作詞 「チューリップのアップリケ」の歌詞
http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=S04479
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