オラが新聞

秋の新聞週間に思う・・・・
15日から21日まで新聞週間です。読売新聞の世論調査では、新聞の報道を「信頼できる」とした人は86%、昨年に比べて6%上昇、情報や知識を得るために新聞がこれからも必要だと答えた人は89%に上るそうです。
調査の詳細。新聞は「日常生活で必要とする情報や役立つ情報を提供している」と思う人は84%で昨年よりも3%増。「国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っている」は74%。「事実やいろいろな立場の意見などを公平に伝えている」は66%。そして、子ども頃から新聞を読む習慣を身につけることが望ましいと思う」人は89%に上ったそうです。
私の率直な疑問は、これほどまでに、新聞の価値が評価されているのに、なぜ、新聞の購読数が減少し続けているのでしょうか?この調査がおかしいのではと、思いませんが。新聞を生活の一部として利用している人を対象にしていては・・そうではないと思うのですが・・正確な調査とはいえないのではないでしょうか?
いやいや、天下の読売新聞、公平な調査に基づいての結果だと思うのですが。
では、なぜ、これほど新聞の必要性が認知されているのにとの疑問は残ります。
15日から新聞週間がスタートしました。
各紙とも、新聞の役割と使命を、有名人に語らせたり、対談形式で訴えたりと、工夫を凝らし、新聞週間を盛り上げています。新聞を読もう・・をライフワークの私は、どの紙面も興味深く読ませていただきましたが・・・
総務省の調査です。一日に新聞を読む時間の平均は「10分ぐらい」が23%で最も多く。「30分ぐらい」20%、「1時間ぐらい」10%、「全く読まない」が12%だったそうです。全く読まないは、購読者で、読まない人達です。この読まない人達が新聞を必要としてないのですから、未購読予備軍です。
その人達に、新聞の良さを訴え、紙面を割くのはわかりますが、新聞を購読しない層に・・新聞週間の意義を訴えなければ、自己満足の域をでないのではないでしょうか。
未読者に新聞を購読しなければならないと思うようにするには・・方法が幾つもあるわけではありません。長期的にはNIE活動を強化すること。それには先生に新聞の価値を教えることです。他には、新聞と人との関係を深めることです。具体的には、出来るだけ多くの人達の氏名や写真を掲載することです。
そうです。「オラが新聞」にすることです。新聞週間にあたっての、特集記事は調査結果を踏襲した内容だと思います。であれば、未読層に・・・新聞週間だけでも、無料配布して、新聞に馴染んでもらうようにしてはどうでようか。Goto

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