温故知新

JLAAの矜恃はメガ代理店には負けません。
今年も日経新聞に掲載された広告の優秀作品が表彰されました。さすがに、天下の日経・・なるほどと思う作品が入選しました。地方の広告会社としては、ナショナルクライアントをメガ代理店が仕込む構図に、忸怩たる思いは拭い去れませんが・・・何点か紹介します。
大賞は逃しましたが、私がこのブログでも紹介・・これこそはと思いました納得の賞は、「ルーブル美術館の繊細な美の世界と発光ダイオード(LED)いう異なる2つの世界が1つの広告中で融合。製品の素晴らしさや企業姿勢を見事に表現している」(伊藤邦雄選考委員長)との評を得てコーポレートブランド賞を獲得した東芝の作品。
それに、最優秀賞に選ばれたマツダの「Be a driver」というコピーで車を運転する楽しさを強調したドライバーの姿を大写しに表現・・・シンプルだが走る喜びがあふれる・・(小林保彦審査委員長)と評された・・大賞常連のトヨタではなく、マツダが選ばれました。私的には、なぜ、マツダかが何となくわかる気がします。
「今年の特徴として受賞作品(審査対象1229点中受賞作品63点)は、全体通じ時代の流れの中で「古いものの新しさ」を見つめ直そうとする広告が多かった。消費者の堅実な生活ぶりに沿った表現が目立った」との総評にも思わず納得でした。
「古いものの新しさ」を見つめ直すって、広告業界で特異の活動を続ける「一般社団法人・日本地域広告会社協会(JLAA)」の今季のテーマ「温故知新」と同じです。JLAAは地方の広告会社の共同体、メガ代理店が中心の日経広告賞とは縁がありませんが、時代を見抜き、地域の活性化のために広告業を営む矜恃は・・・メガ代理店には負けぬつもりです。
JLAA・秋の行事・・・全会員と成功事例を共有する全国縦断ブロック会議も、9/13北海道でスタート・・岐阜・姫路・広島・福岡と毎週金曜日に開催し、今日の関東ブロック会議が最後です。日経広告大賞を凌ぐ広告を作るぞ・・と決意新たに今から江戸に向かいます。Goto

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