義を見てせざるは勇無きなり・・・
流行っていう奴は旬だと感じた時には・・・もう過去って申しますが。景気も同じです。
今が旬だと思った時にには、もう遅い。アベノミクスも、第四の矢が東京五輪だと言われるようでは、第三の矢である成長戦略は中途半端で終ってしまう。・・もう少し、明確に打ち出さないと・・とうが立つ・・・
とりわけ、規制緩和。そりゃ、既得権益にメスをいれるのが、規制緩和だから、簡単だとは思わないが。少なくとも、医療と農業にはメスを入れなくっちゃ、第三の矢とは言えない。だって、金融緩和、財政出動と、矢を放って・・・
円安、株高を演出したんだから、財界にも「賃上げ」せよと迫っています。その結果、経団連会長が「労働組合の要求が本格化する前」に政府の賃上げ要求に応えて「報酬引き上げにつなげたい」と賃上げに異例の前向き発言を始めたのだから。勿論・・その背景には世論の反発覚悟で安部政権が法人税率減税を打ち出したことが要因なのだから・・・それも既得権益と言わないでもないが。
でも、国際経済は緊迫感をましている。経営側も、「はい分かりました」というわけにもいかないのだが。上げ下げのチキンゲームをしていないで、景気の動向は予断許さない。ここは一番。経団連会長の決断に従い経営側は賃上げに踏み込むべきだと思う。
働く側の役割は、賃上げに見合うだけの働きをするぞとの姿勢であろうし、そのことが、閉塞した国際経済で日本が再び牽引する象徴にもなります。だが、それにも旬がある。義を見てせざるは勇なきざり・・・と申します。
天下国家のため・・賃上げに踏み込みましょうよ。そうすれば、成長戦略の第三の矢も本格化し、デフレから脱却の道筋も見えます。それにしても労働団体・・・・しっかりしてください。Goto
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