栗くり坊主

栗は茹でて食べるよりも・・中津川市特産の栗きんとんで・・・美味しいですよ。
岐阜県の中津川市は栗の産地。茨城県の全国24%生産には遠く及ばないが。中津栗は味では負けないと意気軒昂。この季節は栗・・・春先に梅が咲き・・桃の花が、そして桜が葉桜を迎えるころ、この地方では、栗の木に白い花が咲く。ツブラジイの白くもっこりとした花とよく間違えられますが・・・
ツブラジイの花は匂いが強いのですが、栗の花は匂いません。
栗はこの時期(9・10月)に実り・・あの毬(イガ)が曲者で、最近は山栗が食されることはなくなりましたが、県下の各地で栽培されています。中津川市もその一つ・・・
一般家庭で、栗を食べるには・・・鬼皮を剥くのが大変です。いや、その下にある渋皮を剥くのももっと大変で、私のようななまくらは、茹で栗は面倒で、食べる気がしません。でも、人間は流石に知恵の動物。リスの前歯のような、皮剥き道具が開発され話題になっています。
商品名は「栗くり坊主」っていうんだそうですが、片方の刃がギザギザで、片方がカミソリ刃。鬼皮にギザギザを食い込ませ、カミソリ刃で剥ぎ取るようにして栗を一周すると、鬼皮がきれいに剥がれるそう。渋皮だけにしたら、もう一度カミソリ刃で実を裸にすることができる優れモノ・・・
「ケガの心配もない」そうですからアイデア商品として、キッチンの必需品かも。
茨城県の農林事務所は「新栗は鬼が柔らかいので剥きやすいが、日が経つと硬くなるので、野菜と同じように保存する時は水分に気を付けて」と呼びかけている。
無精者の私が、栗の性質と「栗くり坊主」を伝授するのもおこがましいのですが。
栗は実に美味い。芋と比較されるが、栗は栗だと思っています。ぜひ、この季節には栗を楽しみませんか。栗を家庭で茹でて頂くのも良いのですが・・・栗といえば、そりゃ、何と言っても、中津川市の和菓子屋さんがつくる栗菓子・・・様々ありますが、私は中津川市発祥の「栗きんとん」が一番だと思っています。
栗も輸入時代ですが・・・中津川市で生産された栗を厳選・・積年の研究と経験で磨き上げられた職人技が残る。一度食べたら、忘れられない味です。どうぞ、ネットで、中津川の「栗きんとん」と検索し見てください。実に多くの和菓子屋さんが競い合ってますから・・・どれも、美味しいですよ。Goto
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