地域みっちゃく生活情報誌は、読者が幸せを感じるメディアです。
この見解は、私が考える雑誌(情報誌)作りに通じるものがある。「週刊誌が売れない」なぜか。最近の読者は週刊誌が得意とする「過激なスクープ」記事を嫌う傾向にある。嫌うのではなくて、週刊誌が煽るネタなど・・・瞬時にネットに流出(それも写真などは無断でアップロードされ)してしまい・・・
買う必要がない。とか、最近は世の中を騒がせるような事件自体が減っちゃって(そうなら素晴らしい社会変化だが)、面白くないからだとかいわれるが・・・でも、本質は草食系男子に象徴されるように「誰かを罵詈雑言、誹謗中傷」することに目を背ける傾向が・・・週刊誌の「過激なスクープ」を嫌って売れないのである。
ワイドショーの制作者は「事件報道はすぐにチャンネルを変えられる」「昔は視聴率が取れてた凄惨な事件などを報じると、一気に視聴率が激減するので、無難な天気予報や、スポーツニュースを多くしている」との見解も同様である。(毎日新聞・プロムナード)
勿論、コンプライス上、過激な報道をするのが難しい時代になったことも要因かもしれないが、やはり、日本社会が成熟してきて、高齢者はもとより大方の日本人が金を払ってまで暗い、激しい報道に付き合いたくないと思うようになったのであろう。
では、「過激なスクープ」を売りにしてきた週刊誌やワイドショーはどうすればよいのか。
簡単なことである。ある週刊誌が実験して「部数を伸ばし始めた」・・・それは如何なる記事であってもとにかく読んだあとに気持ち良くなる記事を増やした・・・ことだそうだ。
だとすると、この週刊誌の試みは、我が社が全国12県で発行する「地域みっちゃく生活情報誌」51誌、309万部(全戸配布)・・・読者が幸せを感じる情報誌「ハッピーメディア」®を目指し、現実にお届けしている思想とまったく合致する。
私は週刊誌やワイドショーに嫌悪感を持ち「地域みっちゃく生活情報誌」の「ハッピーメディア」®の思想を貫こうとしているのではない。そもそも新聞を始め報道とは、凄惨で過激であるが故にビジネスが成り立っているシロモノで、それはおかしいのではないかと思ったからである。・・・「ハッピーメディア」が必要とされる時代がきた。
「地域みっちゃく生活情報誌・ハッピーメディア®」も創刊以来いつの間にか20年の歳月が流れたが・・Goto
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