反米運動に発展しないのが理解できません・・・・
この問題・・・今日、与党が強行採決するそうですが、私にはどうも、スッキリしません。
何がそう思わせるのかと申しますと、新聞各紙の異常なまでの反対キャンペーンについてです。勿論、朝日新聞に至っては12/3・朝刊の社会面を潰してまでも・・・なのかが?
社会面といえば、新聞の顔です。読者によっては、一面も、政治・経済・国際面もましてや、株式も文化も教育面もすべて飛ばして、スポーツ面と社会面しか読まない・・・そんなもったいない人が多いと言われますが・・その社会面を潰してしまうんですから・・・(写真参照)
「このまま成立させたら、再び暗い時代がやってくるではないか。政府与党が参院で審議を急ぐ特定秘密保護法案に、各界から異論が相次ぐ。もう一度立ち止まって考えたい」と社会面に異議ありの著名人10名のコメントを掲載している。私の記憶では、社会面のない紙面は始めてです。
10名のみなさんの論旨は1・何でもかんでも秘密になれば、戦争に引きずり込んだあの明治憲法下の暗黒の時代になる。1・この法案は「平時」から「戦争」へ舵を切る法案だ。1・世論がやばいと思い始めたので慌てて通そうとしている。だからやばい法案だ。1・原発事故の収拾ができないことを隠すための法案だ。1・秘密がどこまでも拡大する。米国さえある情報公開のルールを更に後退させる。廃案にすべき。1・メディアの取材ができなくなる法案だ。
だいたい・・・こんなところでしょうか?
このヒステリックな朝日の対応に・・大方の日本人は、本当に自由が束縛され戦争にひた走った戦前の治安維持法にも匹敵するような法案なんだろうか?と「意義あり」を唱える廃案派を訝しがっているのではないでしょうか?
世界で、日本ほど秘密が護れないない国なんてありません。それに日本は民主的に政権交代が可能な国です。与党が間違っていれば、次の選挙で政権を交代させれば良いではないでしょうか。あの中国ですら、ネット情報を止めることはできません。日本はそれ以上に高度な情報化社会です。秘密なんて護れると思いますか?
私は戦後生まれですから。戦前の暗黒時代は小林多喜二の「蟹工船」のイメージしか湧きませんが。識者のいうように、世界に先駆ける民主的な先進国・日本が再び・・・「蟹工船」の時代になるなんてとても理解するのが難しいです。ただ、明確なことは、この法案を強行に推し進めているのは米国だということで、日本政府ではないという事実です。
日本は、米国の属国です。この法案に意義ある人が向う先は日米同盟であり、属国からの独立ではないでしょうか。その本質に触れないで、廃案を叫んでも・・・的外れだと思うのですが。「異議ありに異議あり」です。Goto
12/3朝日新聞
コメント
こんばんは。
新聞、TVメディア。不信感がいっぱいになりました。新聞記者、キャスターは自己主張を展開。この法案の具体的な内容がまったくといっていいほど報道されませんでした。これでは、みんな、どう判断していいかもわかりません。扇動的なことばかりを言う。もはや洗脳に近い報道でした、もっと冷静で詳しいことを報道しろ!と叫びたかったです。今回、国民の知る権利をブロックしていたのは、知る権利を強く主張していた、新聞、TVのメディアでした。この人たち反省してもらいたいです。おそまつすぎです。
もちろん、不備は修正すべきですね。
コメントありがとうございます。
始めて法案の全文読んでみました。秘密保護分野の拡大解釈を可能にする部分もありますので、不備は修正すべきだと思うのですが。新聞メディアの反対は異常です。反対のための反対をエスカレートさせますと、見えるモノも見えなくなります。民主主義は数です。採決を数の横暴と言うならば、民主主義は成り立ちません。メディアに問いたい。民主主義とはなんですが。Goto
こんにちは。
仰る通りです。
主権を侵害させないため、
平和のための予防法が、まるで、悪法みたいに情報操作されてます。街角インタビューにいたっては、政府の悪口をいったら即逮捕されるなんて思ってる人がほとんど。無知なのに関心だけは高い法案です。新聞は、あえて国民を勘違いさせて大事にしている。そう感じてしまいます。
あえて、ヨタ話をいいます。
朝日は、特定秘密保護法の反対を訴えるのであれば、河野談話の根拠になった軍と慰安婦の関係資料公開をあーだ、こうだと反対せず、公開するべきだと訴えるべきです。国民がどう感じるかは国民にまかせる。自分たちの思想に 都合の悪い真実は受け入れがたいから反対じゃあ説得力ゼロです。