ジャーナリズム

安倍首相夫人の「家庭内野党」についての若干の考察・・・
ジャーナリストとはそもそも左翼でなければならない。私の持論です。左翼とは反権力であり野党であって、思想信条が体制と違う人はジャーナリストとは申しません。それを誤解しているジャーナリストが結構多いようです。その典型が・・・もはやこの世に存在価値を失った(少なくとも日本では)社会主義体制に固執する・・・・左翼偏向主義者です。
偏向主義者はジャーナリストではないのに、往々にしてそんな人たちをジャーナリストとして抱えているマスメディアがあります。それを毎日とか朝日新聞とは申しませんが。その違いに気づかず彼らの書く記事を読んでいますと、社会を見る目が曇ってしまいます。
また、もう一方では真逆で、体制を擁護するジャーナリストは御用学者と同じでジャーナリズムの精神とかけ離れ、ジャーナリストとは申しません。体制に対して常に野党であるジャーナリストが存在してこそ健全な社会が保たれます。
如何なる組織にもそれは通ずることです。たとえ家庭内であっても。
自民党本部の環境部会の会合に出席し東日本大震災の復興に関して「防波堤必要性に疑問」を投げかけた安倍首相夫人のことを「アベノリスク」「家庭内野党」だと毎日新聞などが盛んに持ち上げています。・・・でもその本質は「主人の耳に届かない人の声を伝えるだけ、そうしないと政治不信がますます深まるのでは」と考えてのことらしい。
少なくとも夫人発言の意図は「内助の功」であって「家庭内野党」でなさそう。
にも拘らず夫人の言動がメディアを賑わすのは、思想信条の違う別の目的を持った左翼偏向主義者がジャーナリストの仮面を付けて・・・政治的安定時期を羨んでのことではないかと勘ぐるのですが・・・健全なジャーナリズムの台頭を望みたいものです。Goto

コメント

  1. Goto より:

    そうなんです。左翼と右翼なんてもはや過去の異物です。左右とか、鳩鷹とか、保守革新なんてことを言うことが時代にも歴史にも合致しないのです。ですから、私は右とか左とか規定しない方が良いと思います。Goto

  2. レモンハート より:

    こんばんは^^
    話は変わりますが、
    僕は、自分では保守の人間だと、ずっと思いこんでましたが、社長のコメントを読むと勘違いしてたかもしれません。左翼と左翼偏向者というものがある。ならば、僕も、れっきとした左翼かもしれません。未来に向かってがんばる人には、とことんやさしい社会。人情のある正義の通る社会。しかし、怠けものにもおひとよしで通る社会ではない。
    もっと、経済にも外交にも強いリベラルな党がでてくるのが望ましいのですが、現状を考えると保守を応援することになってしまいます。おそらく多くの人も、そう感じているのかもしれませんね。

  3. Goto より:

    そうなんですが、その世代ももはやリタイアです。それでも左翼偏向主義者が残るのが不思議です。彼らには、国家像になんの展望もないのですから。Goto

  4. レモンハート より:

    こんばんは。
    若者たちの非正規雇用、低年収、雇用の不安定化…。何とか新聞にがんばってもらいたいです。
    新聞を通して日本の未来を背負う人たちに元気を出してもらいたいです。
    購読者層、世代間人口のせいかもしれませんが、
    今の新聞は、何だか学生運動をしていた人が、就職し、定年し、昔の学生運動のあの頃に戻ろう!なんて、呼びかけでもしてるように感じてしまいます。