やしきたかじん逝く

あんたに負けへん努力して見せまっせ・・・
決めの捨て台詞で、お決まりの白扇を、ポンと叩いて、番組収録のスタジオを去る。口にチャックの顔がTV画面に大写しされ・・・・ケッ、ケッ、ケッ、ケッ・・・と擬音が入り、番組はエンド。「危なかしくって」と日テレが・・・ご勘弁をと放送しなかった大阪読売テレビの看板番組
彼が病気療養で司会を降りるまで、毎週ビデオに収め、その週の何処かで、時間を割いて見たモノです。日曜午後の「たかじんのそこまで言って委員会」です。面白い番組でした。大阪橋下市長も、第一次政権崩壊後、安部さんの再起の足掛かりになったのも、民主党の原口一博さんが逆風に耐えて落選しなかったのも・・・
元横浜市長の中田宏さんが維新の会で復活したのも。山口もえさんが離婚後も潰れなかったのも・・・田嶋陽子先生が社民党をやめても何とか生き延びているのも、金美齢さんが全国から講演会のお呼びが掛かるのも・・・宮崎哲弥さんの切れ味を磨いてきたのも・・・みんなみんな、たかじんさんのこの番組のおかげではなかったでしょうか。
彼のどこが凄かったのか。私にはわかりませんが。ここまで有名人を引きつけたのは・・視聴者として言えることは、ふるさと大阪を「誰にも負けない」ほど愛していたことと、自らの話術や芸を・・・きっと・・・誰にも知られず「努力を重ねていたからやと思います。
人間の魅力って・・・「誰にも負けない努力」がなければ磨かれません。
同世代の私は・・・あんたの足元にも及びませんが・・・故郷を愛する気持ちは・・・あんたに負けへんつもりです。後は・・・誰にも負けへん努力をするだけ。あんたほどおもろい男はおらへん。さらば、やしきたかじん・・・・楽しませてもらいました・・・ありがとう。Goto

コメント

  1. Goto より:

    たまさか見た、上沼恵美子さんの番組でのたかじん評が、胸にジンときました。Goto

  2. リミスキー より:

    「たかじんさん」は、CBCラジオでも1年少々パーソナリティーをしていたようです。まだ若干31歳の頃です。私は東京でしたので記憶が定かではありませんでしたが、今日の番組で当時の録音テープを紹介していました。