礼儀正しい

観光ニッポン・・・少し工夫すれば、まだまだ楽しんでもらえます。
毎朝のウォーキングコース。岐阜のシティーホテルの前をメモリアルセンターへとセッセと歩く。そして、一箇所だけ早朝から解放されている(地元の人がお世話されているそうです)小さなゲートを抜けてセンターの中に入ります。(地元の人しか知りませんが)
そのホテルは立地条件がとても宜しくて、金華山が一望でき、眼下に長良川の清流が見下ろせます。まさに山紫水明の地・岐阜が味わえます。最近、連日のように大型バスが玄関アプローチにズラリと並んでいます。以前は祝祭日にしか、見かけられなかった光景。なかなかの盛況ぶり、ありがたいことです。
私の通る時間は、6時前後。早起きされるのでしょう、泊まり客らしき人達が周辺を散策する姿をよく見かけます。服装や言葉から、海外からのお客様であることが分かります。すれ違いざまに、「ニーハオ!」「アンニョンハセヨ」と声を掛けます。大概は「おはようございます」と日本語で返答があり・・・びっくり・・・
この辺りに岐阜の歴史を垣間見て頂ける名所・古跡があればと思うのですが。斎藤道三の塚がある程度で、何にもない。責めて、整備が行き届いている目前のメモリーアルセンターを解放し、様々な樹木に囲まれたジョギングコースを歩いて頂ければ・・・
桜は終わりましたが。競技施設の周りには、さつきや、ヤマツツジが咲き誇り、もうすぐナンジャモンジャも花をつけ・・とても綺麗です。そうそう、岡本太郎さんの「太陽の塔」などや、木曽三川を型取った枯れ川水もあります。十分楽しめるとは申しませんが、それでも、岐阜の爽やかな朝を満喫して頂けるのではないかと・・・・
ホテルと行政が話合えば、明日からでも可能な。手頃なサービスになり、岐阜の魅力を知ってもらえることにもなります。勿論、あるものを解放するだけです。コストも掛かりませんし。そんな細やかな工夫や心配りが観光ニッポンの魅力になればと思います。
日本在住の外国人が「日本人を一言で説明すると?」そんなアンケートの1位が「礼儀正しい」「日本人は挨拶がきちんとできる」で2位は「きれい」だそうです。「きれい」は日本人が美しいではなく「街がきれい」の意味だそうです。
ウォーキングの日課・・・ゴミ拾いと、あいさつ・・・明日も楽しみたいと思います。Goto

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