ぜひ、愛知県体育館に足を運んで欲しいものです。
大相撲、5月場所ご覧になりましたか?えっ・・・「忙しい夕方、呑気に相撲など見てられるか」ですって。そうですよねぇ。では、テレビニュースのスポーツコーナーではどうですか?「ニュース番組はほとんど見ない」ですって。では新聞も読まないでしょうねぇ。
相撲に関心がなかった人でも、あの八百長事件の折には大相撲を見たこともない人までもが、結構、したり顔で「尤もらしい」こと仰ってましたよねぇ。あの苦難を乗り越え、この5月場所は、大相撲が復活。15日間すべてに「満員御礼」の垂れ幕が下がりました。大相撲ファンとしては嬉しいですねぇ。
取り分け。苦難時理事長を引受けた元大関魁傑の放駒親方が場所中に急逝されたこと。ひとり横綱で角界牽引した大横綱白鵬が「金の扉」の前で仁王立ち、29回目の優勝を遂げたこと。一番一番が真剣勝負、大相撲の連続でファンを湧かせたことなど。歴史に残る分岐点の場所でした。関係者のご努力に心より敬意を表します。
「金の扉」とは白鵬関の優勝インタビューでの言葉。上に向って必死に頑張る力士たちに「金の扉」(横綱になること)を開くには、稽古して、強くなって「俺を倒せ」と・・・続く力士たちにへの激励です。孤高の大横綱のけだし名言です。7勝止まりで上位陣の厚い壁に今場所も跳ね返された遠藤等若手に込められた頂点に立つモノが言える重みです。
大相撲通を自認する私の5月場所感想。
千秋楽の白鵬負けろコールは頂けなかったね。大横綱に対する敬意が足りない。観客に喝。
10番勝った安美錦。相撲勘は抜群。あの両足に履いてるサポーターはボチボチ外してはどうか。
関脇栃皇山。あの駆け引きの強い汚い立会いときつく締めすぎのまわしでは・・大関の器では?
髷を掴んでの反則。豪栄道と鶴竜戦は明らかに故意ではない、反則では興醒め、対策を。
稀勢の里は強くなった。大横綱白鵬を脅かすのは、稀勢の里。白鵬の四股を踏めが効果か。
来場所は遠藤も三度目の正直。上位陣を撃破するだろう。
勢には自分の型を持って欲しい。所作の美しい豊真将も怪力の大砂嵐も地力を付けてきた。
7月の名古屋場所には目が離せない。久々に、空前の大相撲ブームになるんじゃないだろうか。大相撲に関心のある人もない人も・・ぜひ「金の扉」にチャレンジする若手力士の観戦に愛知県体育館に足を運んで欲しい。Goto
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