頑張れ!アパレル産業

ファッション大賞とユニクロ5兆円目標・・
日々新聞を読んで・・新たにしていますが。新聞社が取組む様々な催し、大概のことは目にしているつもりでしたが。自分に興味がないこと、関心が及ばないことには、素通りしてしまうのでしょうか。毎日ファッション大賞(毎日新聞主催)が32回を数えるとは知りませんでした。
2014年の大賞に輝いたのは、樹木の年輪を思わせる深い色や流線型のフォルムを用いて生命力に満ちた力強い女性像を描き出した宮前義之さんの作品「3Dスチームストレッチ」・・・国内の素材産地に通い、工場の技術者と対話を重ね・・
1枚の布の中にデザインやプリーツのヒダを織り込み、蒸気をあてて成形した作品だそうです。日本のものづくりと先端技術を融合し、革新的な服を生み出してきたイッセイミヤケ、その伝統を受け継いでの受賞・・・写真で見ても生地そのものが躍動している感じがします。
衣料品メーカー・ユニクロのファーストリテイリングが快進撃を続けています。スポンサー契約を結ぶ、ゴルフのアダムスコット選手。テニスの錦織圭選手の活躍で、国際的なブランド力もアップ。世界の衣料品企業が未だ達成したことのない売上高5兆円の目標に挑戦するそうです。
5兆円という額は、現状の4倍弱。世界トップのスペイン企業の2倍以上。「日本の人口は1億人だが、世界なら80億人を相手にする商売。国という枠組みを超えねばならない」とグローバル企業への野望を社長は語ります。
たまさか。偶然でしょうが。毎日新聞の10/7朝刊に、方やファッション大賞受賞の記事が。もう一方では、5兆円の目標を掲げ世界に先駆ける衣料業界の雄・ユニクロ社長の熱い思いが掲載されました。いずれも、国産の素材(東レ、地場生地)をベースにしていることに、共通項を覚えます。
岐阜市は繊維産業のメッカでした。日米貿易摩擦で繊維が人質になるまでは。その後、衰退はしましたが、今も中心産業です。日本的な素材を使って、世界を驚かすファッションも、日本の衣料品メーカーが世界一を目標に躍動するのにも・・負けてたまるか。我が岐阜のアパレル産業。Goto

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