年賀状を考える日

先ずは、年内に・・・年初に刻んだ願いを成就させて・・・
10月の上旬から飛騨の山並みが紅葉に染まり初め・・霜月・・11月の初旬に入り、濃尾平野の木々も黄葉が日を追って増し、野辺には煙が立ち込め冬支度が急がれるこの頃です。木枯らしが吹きますと、広葉樹が葉を落とし金華山は静かに眠りにつき本格的な冬が訪れます。
カレンダーも残り一枚。時の流れの速さが身に沁みるとは申しませんが。お歳暮商戦のニュースが流れ、おせち料理の広告が始まり、そして、年賀葉書が売り出され、ニッポンの年末が始まる。11/1が「年賀状を考える日」だとは知りませんでした・・・・・
最近はメールやSNS、LINEで新年の挨拶をする人も増えました。最盛期に比べれば年賀状を出す人も随分減ったのではと思います。だから、「年賀状を考える日」なんて出来たのでしょうが。私は年賀状派。年賀葉書に無沙汰のお詫びを述べ、新年のご挨拶と抱負を300通ほど出します。
正月の三ヶ日。頂いた年賀状を捲るのは、とても楽しいです。取分け、近況を写真に乗せての年賀状は、嬉しくなります。結婚の報告。子供の成長の記録。旅行の思い出。家族の団欒風景など、ご無沙汰の友人、知人、先輩後輩の笑顔。お屠蘇頂きながら捲るのは至福です。年の初めに触れ合う心。年賀状にはその人とのストーリーが刻まれています。
今年一年を振り返るのはまだ、早いのですが。先ずは、年内に・・・・年初に刻んだ願いを成就させることです。そして、人の海に守られ助けられ生かされていることに感謝し・・・行く年の一つひとつを点検、一人ひとりの顔を思い浮かべながら。年賀状を書く準備をする。そんな季節になったと、冬支度を急ぐ故郷の山河が教えてくれます。Goto

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