衣料のトレーサビリティー

羽毛は100年使える素材ですって・・・
寒くなって私も愛用し重宝しているのが、「ダウンジャケット」、軽くて温かい。優れもので、ベスト2着(青・群青色)。ジャケット2着(オレンジ・黒色)。コート1着(ヘリンボーン)の4着をTPOに合せて使い分けています。ベストは自宅と会社のロッカーに置いてあります。
ジャケット黒は通勤用で、スーツの上着は着ません。手に持って。オレンジは、ウォーキング用に。防水・防寒のスポーツウェアも良いですが。何せ歩いていても着てる気がしない。動きもスムーズ。ゴルフウェアにもなると思っています。ダウンのパンツがあればと思います。
コートは、先ごろ新聞広告を見て購入。出張の折に、こんな便利なコートはない。新幹線に乗り込んだら、脱いで丸めて袋に。目的地が寒ければ取り出し。暖かければそのままカバンに入れて持ち運ぶ。この冬は、この4着で乗り切れそうだと思っています。
いやいや。防寒対策の話ではありません。以前、このメーカー、ユニクロですが。「まだ、着れるTシャツでタンスの肥やしがあるなら、最貧国に届けるので、提供を」と呼びかけて感動。新しいTシャツを購入の折、「着古しで申し訳ない」と思いつつ届けたことがありました・・
最近、着なくなった衣料をリユースして販売したり、リサイクルして再生品や燃料に使う「衣類のトレーサビリティー(生産から廃棄までの追跡)」がブームになりつつあります。(朝日・12/4夕刊)、ひと昔前まで、子供服は兄弟なら、兄から弟へ。着物は親から娘へ仕立て直し。背広は素材によって脂取りの布や雑巾になったものです。高度経済成長期以前の話ですが・・・
それが消費こそ美徳と使い捨て時代となり、古着を使い回す文化は薄れてきました。しかし、環境循環の思想や、リユースの発想で、大手の紳士服メーカーが、新商品購入時に古いスーツを廉価で買い取る動きや。不用な衣料の回収キャンペーンが活発化しています。(営業戦略もありで)
他国のことはわかりませんが。EUの先進国にはこの思想は根強くあるのでは。そんな気がします。ブームになりつつある衣料トレーサビリティーは、消費者の意識の高まりであり、それが、国の成熟度でもあると思います。
優れものの「ダウン」、「羽毛は100年使える素材」だそうで、上手く回収でき、リサイクルできれば日本の冬を変えてくれるかも知れない。それにしても、軽くて暖かいですね。Goto

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