たかが野球、されど野球

頑張らなくては、人間が磨かれません。
今年も残すところ今日を含めて3日です。一年の締め括りの話になりますが。今日は野球の話です。我らがドラゴンズ。4位は不本意でしたが、今年は仕方がない。落合GMが自分で指揮取ればリーグ優勝は間違いなかったのですが・・・
ここはドラゴンズの将来のために、辛抱のしどころの年でした。辛抱の一番は、監督と捕手の二足の草鞋を履いた谷繁監督の我儘を許して、監督業の厳しいさを教える辛抱でした。捕手が育たない限り、来年も二足の草鞋を履かなければならないと、谷繁監督が思っているとしたら・・・
我らがドラゴンズ、もう一年辛抱が必要ですが。監督業に専念すれば、来シーズンは間違いなく優勝。契約更改で、大島選手がサインを二度保留しました。落合GMの元で初めての出来事でしたが。中軸が肝心な所で打てなければ、評価になりません。4位の責任を大島選手に取らせたのは、さすが、落合GMです。
大島選手がこのシーズンオフにとことん身体をいじめ、鍛える努力をすれば、来年は間違いなく球界を代表する選手になれます。その親心が分からねば行けません。ドラゴンズの全選手の年俸額がどの程度になったかは、分かりませんが、この2年で相当減ったのではと思います。
しかし、優勝しても、4位でも観客動員数が減るのは頂けません。何処かに本質的な欠陥があるのではないでしょうか。ドラキチとしては、気になるところです。来シーズンこそは優勝をと願います。我が岐阜県。ドラゴンズは残念でしたが、高校野球は盛り上がりました。
甲子園で、大垣日大が初戦で8失点をひっくり返し返したのはビックリ。坂口監督の采配と申しますか、指導力、人間力に痛く感動しました。真のリーダーたるもの、窮地に陥った時こそ、底力を出すものですね。底力と言うより、粘り、絶対に諦めない粘りでは、高校軟式野球の決勝戦・・・
再試合で延長50回、死闘を繰り広げ制した中京高校。岐阜県代表です。絶対に諦めない気持ちの大切さを、あのひたむきなプレーから学びました。ややもすると「ガンバらばくてもいいよ」なんて甘い囁きが、民主主義、人道主義だと錯覚する昨今、稀に見る高校生の死闘でした。やはり、頑張りは感動です。
それだけではありません。7月には西濃運輸が都市対抗で全国制覇。岐阜の街を元気にしてくれました。3万人のグループ社員の士気も上がったでしょうね。心からおめでとうございますと申し上げたい。それに、高校野球秋季東海大会で、期待の大型エース高橋選手を要した県岐阜商が来春選抜切符を手にしました。来年の楽しみです。
来年の楽しみもう一つ。広島カープに大リーガーの黒田投手が帰ってくる。「野球人生でやり残したこと、年俸16億を振ってカープの優勝ために」男の美学ですね。たかが野球、されど野球。今年のふるさとの野球チームには、街を元気にしてもらいました。ありがとうございました。Goto

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