桜田ファミリー

新しい4コマ漫画のスタートをワクワクしながら待っています。
新聞を読まない人には、社会面のエスプリと申しますか、一服の清涼剤、4コマ漫画に関心も興味もないと思いますが。私は4コマ漫画こそ、五七調で社会風刺する川柳や、季節を表現する俳句、はたまた新作短歌のような文学的、芸術的な価値があると日々楽しんでいます。
中でも東海林さだおさんが描く、毎日新聞のあさって君の家族が織りなす日常がホンワリして好きでした。しかし、12月末に連載の幕を閉じてしまいました。毎日新聞はもう、4コマ漫画は掲載しないのかと思っていましたら・・・・
心配無用。2/1から、新しい朝刊4コマ漫画、いしかわじゅんさん(63)の「桜田です」の連載スタートが「お待たせしました」と告知されたじゃないですか。いや、待ってましたよ。本当に。
いしかわさんのコメント「最近は社会の出来事も人間関係もギスギスしたものが多いので・・
郊外ののんびりした一家の日常と、その周辺の人々を描いてみたい」と。郊外のが・・・東京の郊外にある「むさしの町」が設定だそうで、田舎者には、都会ですか?一極集中との関係は?などと野暮なことを思わないではありませんが・・・
主人公たち・・・両親と小学生の姉妹に猫一匹の桜田ファミリーの活躍に期待してみたい。で、あさって君は、今日よりも明日、明日よりも明後日が良き日でありますように。そんな願い込めてのタイトルだったんですが・・・「桜田ファミリー」の意味はなんでしょうね。
告知には、タイトルの意味は記されていませんが。私的には・・・あのスペインバルセロナに稀代の建築家ガウディが1882から1926年死亡するまでライフワークとして建設が続き、死亡後も尚、建設され続けている未完成のカトリック教会堂「サグラダファミリア」をもじり「桜田ファミリー」としたのかなぁとか
このほど、「サグラダファミリア」はガウディ死亡後100年の2026年に完成すると発表されましたので、いしかわじゅんさん気合を入れて、連載を2026年まで続けるぞ。そんな想いを込めての命名か。それとも主人公の小学生の男の子の名前が「ハル」君って言うそうですから、
桜に春で、単純に「この暗いご時世、早く春よ来い。桜よ咲き誇れ」との願いを込めての「桜田ファミリー」なのか・・・そんな思いを巡らしながら・・・2/1・毎日新聞の朝刊を楽しみに待っています。Goto

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