憂国の心で・・・

すべての新聞社が、青少年読書感想文全国コンクールの支援を・・・・
読者の感動を文章で表現することを通し、豊かな人間性と考える力を育もうと教員らでつくる全国学校図書館協議会(SLA)が1955年から始め、今年で第60回を数えた「青少年読書感想文全国コンクール」(主催・毎日新聞/後援・内閣府・文科省/協賛・サントリー)の受賞者が決りました。
主催の毎日新聞が、8頁立ての特集を組んで。総理大臣、文科大臣賞受賞作品を紹介。更にシニア部門の入賞者も紹介。入賞、入選者の全員の名前も披露しています。60回目の今回、応募校は26,653校、応募総数は449万2194編に上り、受賞者は10名。入賞、入選者は510名。
毎日新聞が60年に渡り、このコンクールを支援してきたことに心より敬意を表す。毎日が主催だからと、一行の記事も書かない他紙の偏狭さに「新聞とは」・・・この国を地獄の淵に貶めている省益を最優先する中央省庁と全く同じで・・・・自分達に不利益を被ることは一切、記事にもしなければ相手にもしない。
無視する姿勢に、淋しさを覚える。新聞を購読しなくなる理由は、ネット社会の普及でも、活字離れでもないと思う。新聞社のご都合主義に起因するのではないかと思う。少なくとも、この国の未来を担う子供たちに、学校を上げて「読んで世界を広げる。書いて世界をつくる」・・・
そんなキャッチフレーズで文章を書くことを一生懸命推奨する、60年に渡る催しすら、同じ目線で応援できないなんて、なんとも情けない。しかし、そんな偏狭な新聞社を横目で見ながら、この事業を第二回から、バックアップするサントリーの協賛には改めて敬意を表す次第。
話が一方的かも知れませんのでつけ加えますが。他紙が支援に加わらないのは、毎日新聞が読者を維持するために、「おらがモノ、我が社のもの」とイタヅラに、利権を強調している面もあると拝察する。まー、新聞社って煮ても焼いても食えないと思うのだが・・・しかし、第四の権力、メディアの盟主です。憂国の心を持って欲しいと申し上げたい。Goto

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