サリーナ・トゥルダ

地下400メートルにあるテーマパーク・・・
このブログの目的は新聞を読もうです。毎朝7紙の新聞を捲って、その紙面から、なるほど新聞だ!「The NEWS paper!」だと、私が勝手に思った記事や広告を拾い、新聞の役割とか価値をバックボーンに書いています。
2/27・読売と日経に掲載された製薬会社の見開き広告(写真参照)・・・「創造で想像を超える」のコピーを読んでコピーの意味は分かりましたが、全面に写し出された写真、じっくり見ましたが、よく分かりません。それで、調べて見ました。
かつて塩鉱山だった地下400メートルの場所を開発、劇場や娯楽施設がひしめくテーマパークに変えた。それを真上から撮影した写真でした。ルーマニア、トランシルバニア地方にある「サリーナ・トゥルダ」です。コピーはこう綴ります。「まるでもう一つの宇宙が足元に広がっているように見える」
「新しい世界はきっと、こんな見たこともない創造から始まる。だからこそ私たちは国の壁を取り払い、世界中の技術とノウハウを結集して常識とたたかい続ける。同じ病気の人が100万人いれば、100万通りの答えを目指す。できそうもない薬でなければ、私たちが生み出す意味がない」・・・なかなかの覚悟です。
地下400メートルと言えば、イスラエルにあるDead Sea(死海)、世界で最も低い位置にある湖で、海面から400メートル低いところにあります。塩分濃度が濃くて、プカプカ浮かぶことができます。そのほとりにある保養地エンボケックは気圧のせいか、とても温厚な人々が暮らしていると聞きます。
多分、「サリーナ・トゥルダ」も同様で、テーマパークを訪れる人たちも、地下にあるという別世界のみならず、人の心も穏やかになるのではないでしょうか。一度行ってみたい気がしますが。多分、叶わぬでしょう。新聞広告で、その場所の神秘を知り、「想像力を高め、思いを巡らせれるのも・・新聞の力ではないかと思います。Goto
IMG_2607.JPG
2/27読売新聞

コメント