維新の会と共産党が企業・団体献金全面禁止法案を提出したのだから・・・
私が通勤する長良川に架る橋のたもと。橋を渡る自動車に向って毎朝手を振る・・・統一地方選挙に立候補するだろう候補者の姿を見かける。これが辻立ちっていう奴。一瞬に通り過ぎるので何を演説しているのかは皆目分からないが。毎朝7時頃から・・その熱心さには頭が下がる。
デフレ対策と経済政策、TPPと農業改革、社会保障と医療改革、戦後70年問題と憲法改正、隣国との関係改善とテロ対策、女性の社会進出と子育て問題、それに疲弊する地方対策としての地方創生などなど、この国の抱える問題は山積、通常国会での健全な議論を期待しているのだが・・
うんざりですね。またぞろ「政治とカネ」の問題。マスメディアも連日この問題を報じている。「魚心あれば水心」とばかりに、献金には必ず裏があり、利益誘導が背景にあると決めつけ、重箱の隅をつついている。そもそも政治とは利益誘導のための力と力のぶつかり合い。
政党は支持母体の利益誘導のために存在している。支持母体から献金があれば、それが違法であろうがなかろうが、利益誘導が目的なのは当然のこと。決めつけなくても、国民は分かっている。折角開催されている通常国会。こんな問題はさっさと処理して、山積する国家的課題を議論して欲しいと願うのは、常識的な国民すべてであろう。
「ダメなモノはダメ」と聖人君子ぶって連日報じるのは、正常な国民感覚からして異常に思える。維新の会と共産党が政党への企業・団体献金を全面禁止する法案を国会に提出したのだから。マスメディアはその成立に論陣を張れば良いではないか。どの政党が、どの国会議員が、法案に反対するのかを実名を挙げて報じれば良いではないか。
そうすれば、常識的な国民が、政党と政治家に常識的な判断を下すであろう。それで一件落着ではないか。統一地方選挙に立候補せんと毎朝辻立ちするその立候補予定者。一銭のカネもかけず立候補するらしい。それで良い。それで勝てなくても、勝てるまでチャレンジすれば良い。
そもそも「政治とカネ」問題の根底は選挙にカネが掛かるからである。そこを解決しなければなかなかこの問題は解決しないのだが。取り敢えず、企業・団体の政治献金は全面禁止にしようではないか。すっきりして、正常な国会活動に励んでもらいたい。Goto
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