経済成長をやめろ・・・その2

環境対策に凌ぎを削る自動車産業を理解されていますか?
このブログは一話完結。同じ話題を連チャンでは書かないをモットーにしていますが。昨日の朝日のオピニオンページの記事・・環境問題と経済成長のジレンマに喘ぐなら「成長をやめたらよい」との社会学者の説、余りにも経済成長を理解したくないその姿勢に・・どう考えても納得できないので・・・
日本経済を牽引するのは、電機や自動車産業。主力産業の健全な成長が社会の安定には不可欠。そう考えるのが常識的なのに。「成長をやめたらよい」とは・・・それがオピニオンか?と腹が立つ。では、学者先生様・・・こんな試みをどう判断されますか?
日本の自動車メーカー6社は、今こぞって、環境問題に取り組んでいる。日産は「車生産に利用する工業用水を15%削減」を目標に掲げ、ホンダは「ブラジルに工場の電力をまかなう風力発電拠点を設けた」、三菱自動車は「新設工場の照明すべてをLED」に。マツダは「塗装工程を短縮して環境負荷の低減に努めている」
富士重工も「車体塗料を油性から水性に変え揮発ガスの抑制」を図っている。そして、トヨタは「主力工場で廃熱エネルギーなどの活用を開始」そして「究極のエコカー」FCV(水素で走る燃料電池自動車)を発売し、「水素社会」実現を本格化させている。
更にトヨタは、FCVに関わる特許3000余を解放し、他の自動車メーカーにもFCVの開発スピードを上げるべく要請している。これら自動車メーカーの環境問題への取り組み、トヨタの「環境車」への覚悟を、社会学者様はどう捉えるのでしょうか。環境問題取組む産業は、自動車産業だけではない・・・
他の基幹産業も製造現場では、徹底的なエコ化に努めていると聞く。人間の叡智は、ただ無作為に環境破壊を繰り返すだけではありません、少なくとも先進国は・・・。それでも「成長をやめたらよい」とおっしゃるのか?・・・暴論に拘るつもりはないが。経済成長を悪とする考え方にはどうしても、納得できません。Goto

コメント