輪ゴム文化

3万5千個を使って、ジャケットができるんですって・・・・
これはひょっとすると、日本の新しい文化になるのではないかと思う。衣料の素材って、糸を編んだ布だと思っている人はいませんよねぇ。昨今、衣料のマテリアルは科学繊維が主流です。絹だの化繊だの麻だのなんて言ってる人は時代遅れです。
下着から、ウエアまで、大半が新素材でできています。それを知らない人もいるようです。ですから、見た目は同じようでも、全く違う素材でできています。今までとは通気性が違うとか悪いのではと嘆いてみても仕方がないのです。
繊維業界も日進月歩です。無頓着であってはいけないのではと思います。衣料のマテリアルになるかどうかは分かりませんが。ご存知ですか。いま、輪ゴムを使って、ドレスを作るのが大ブームです。いや、ドレスだけではありません。輪ゴムで編み込んだ「アクセサリー」が小学生の間で流行中です。
輪ゴムを使った専用編み機「レインボールーム」(なぜこの名前なのか分かりませんが)が1000万台も売れているんだそうです。私の感覚では、輪ゴムなんて使い捨ての文具。編機の突起に何十本もの輪ゴムを引っ掛けて鍵針で編んでいけば、どんなモノでも作れるって言うんですから。驚きです。
3万5千個の輪ゴムを使ってジャケットを作った主婦。編み物だと完成までには時間が掛かるが、輪ゴムだと色の種類も豊富、独特の色合も可能、どこでも手軽に作ることができるし、ちょっと工夫すれば、何でもできる。輪ゴム素材で手作りの水着を作って海やプールでも身につけることもできて楽しい。なるほど。
先日、孫娘が、これをはめてと、輪ゴムのブレスレットをくれた。「誰が作ったの?」「私よ」と小学校一年生。輪ゴムを使ったモノづくりは子供から大人まで、幅広い世代を結ぶコミニケーションツールとして、爆発しそう。
輪ゴムというなんの変哲もない、ゴムの輪が、ひょっとしたら、日本人のアイデアと英知で日本の文化、いや世界のモノづくりに革命を引き起こす素材になるかも知れないそう考えると、輪ゴムで作られる衣料品が神々しい。Goto

コメント

  1. Goto より:

    ご自分でやられたのですか。手先と頭を使うので、私のような前期高齢者にはボケ防止に良いかも知れませんね。やってみようかな。Goto

  2. 風来坊☆ より:

    レインボールーム。
    私も先日娘からプレゼントされました。
    海外でもイギリスのキャサリン妃、ミランダカー、ベッカムなどがつけているので、今後日本でも爆発する可能性も高いと思います。
    やってみるとこれが意外と楽しかったです。