花火

天声人語です。もう少し真面目な題材で安保法制を語って欲しい・・・
我が社では、毎朝朝日新聞天声人語の書写を義務付けています。若い社員が多いので、世の中をストレートに見ないで、少し穿った見方をする朝日が良いのでは。常に社会的弱者の立場に立ちジャーナリズムの目線を外さないのが良いのでは・・・
広告の仕事は文章やコピーが欠かせません。その感性を磨くに天声人語が良かろう。そんな思いから、もう何年になるでしょうか。6年ですかねぇ。真面目に取り組んでいます。おかげで、社員の会話や文章のボキャブラリーが増えました。世相に対する知識、判断なども向上しました。
8/1の天声人語。テーマは花火。「恋は、遠い日の花火ではない」サントリーウイスキーの広告コピーを題材にした内容。603文字の全文、久しぶりに夏らしい名文です。瞬間芸の花火がもたらす儚さ、憂いを情感豊かに表現した、久方ぶりに深みのある天声人語です。
天声人語は二人の記者で書いているそうですが、多分、同じ記者ではないと思うのですが。8\5付の自民党の若手議員のツイッターを批判した内容は、如何にも朝日的ストイックな内容。安保法制反対の延長線上に天声人語もあるのですから、その立場を貫くのを否定しませんが・・・
如何にも瑣末なテーマを取り上げてはいませんか。陣笠議員のそれも若い人がツイッターした程度の戯言。天声にもならないし、人語でもない。安保法制は日米安全保障条約と憲法がセットになっている上に組み立てられた法案です。
天声人語で学んでいる学生も多いと聞きます。ツイッターなどが題材では、恥ずかしくないでしょうか。もう少し真面目な題材を取り上げて、安保法制を真摯に語って欲しい。こんな題材でしか天声人語が書けない記者では天下の朝日も焼きが回ったのでは。もちろん、我が社の天声人語書写は止めません。駄作も勉強です、朝日がこの程度かを知るのも学びですから。Goto

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