新型交付金

地方創生に1000億円・・・予算配分に覚悟が感じられません・・・
拝啓・石破地方創生大臣さま。自民党総裁選で有力候補と目されていた大臣さま。先の組閣で、もっともお得意とする分野、安全保障担当を要請されたが、お断りになっての、地方創生相の就任・・・なんせ、疲弊する地方を再興しなければこの国は沈んでしまう。その心意気や良し。将来の宰相候補。大いに期待しています。
地方創生には15年度の本予算と補正合わせて4000億円ほどの予算が計上されたのですが、地域振興策としてプレミアム商品券をと全国に配分してしまい400億円ほどしか使えない状況です。
なぜプレミアム商品券かといえば、4月の統一地方選で与党有利に働かせるため、満遍なく地方に配分するにはこの方法がもっともベターという政治的な力学からです。ここまでは、石破大臣も辛抱のしどころ・・・致し方ないと思われたのでしょう。
これからが地方創生本番。地方創生への自治体の取組みを後押しするため、16年度予算から財政支援の仕組みである「新型交付金」の制度が設けられました。・・やっぱり安倍政権地方創生に本気を出したと思いきや・・・・あれあれ、概算要求で認められた額が1000億円だと・・・・
日本国内には1800の自治体があります。一つの自治体に割り振られる額が1億円以下、これではチト額が少なすぎませんか。石破さん曰く「大きければ大きいに越したことはないが、厳しい財政事情の中で予算を組んでいかなければならない」と予算配分に理解を示す。
国民の人気も高く、政治センスも国際感覚にも、経済にも強い。やはりこの人がポスト安倍の筆頭。海外からの観光客が地方へも押し寄せています。今こそ、地方創生の中核である地方の観光資源を整備しなければならない。安倍政権の地方創生は掛け声倒れではとの声が聞こえる中・・
石破地方創生大臣の本気度が試されます。予算がすべてではありませんが、少なくとも1兆円以上の予算を組んで、地方創生の盟主として実力を発揮して頂きたいと願います。Goto

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