日本一の「行動力」が、日本一の「情熱と愛」が夢を掴む。
夏の甲子園、今年も熱かったですねぇ。暑かったの間違い。いや、「勝って泣き負けて泣く甲子園」・・・暑かったけれど熱いじゃないですか。
ご存知の方ばかりだと思うのですが。高校野球に学んだ二題を・・・
まず、愛知代表の中京大中京。夏7度優勝の経験を持つ伝統校。しかし、この4年、地方大会を乗り越えられない。13年秋の1年生大会では初戦退敗。史上最悪、不作の年と揶揄されたのが今年の三年生。「野球をこれだけ一生懸命やっているのになぜ、勝てないのか」悩んだ新主将。
勝てないなら、何かを変えないといけない。昨夏以降、真剣に悩んだ結果、日常の行動を変えてみることに。部屋は綺麗にする。通学中、電車の中では携帯を触らないなど、高校球児として「日本一の行動」を取ることを全部員に求めた。
自ずと一体感が生まれ、気の緩みが改善され、士気が下がらなくなって、チームワークが充実。激戦の地方大会を突破。甲子園でも2勝の大活躍。野球はチームプレー、たとえ突出したスター選手はいなくても、一人ひとりが「強い意志で身を律すれば、人は変わり組織は強くなる」そんな中京大中京の夏でした。
もう一題は、「一流の大学を目指せば、12時間も、15時間も勉強してこそ入学できるのだ」「甲子園に行きたければ、24時間野球漬けで、鍛えななければ行けるはずがない」「野球をやれることに感謝するとは、道具を大切に、グランドに愛情を持つこと」と道具を磨き、グランドに正座して感謝の意を表させ、感謝の心を育てた監督。
大激戦県・・・大阪を制した偕星学園です。「子供と本気で向き合い、やんちゃな子供を愛情で指導する」高校ラグビーで日本一になった伏見工業高校の山口先生のような熱血監督が甲子園に導いた。人や組織を育てるには、その立場にある人の「熱さと愛」しかないのではと、学んだ。
高校野球100年。来年の夏にはどんなドラマが待っているのか。Goto
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