美濃焼のぐい呑

陶器の街、岐阜県土岐市に志野、天目、織部焼きの・・・・
私は酒呑みです。前期高齢者になって、そんなこと自慢気に書かなくても良いのですが、そうだから、仕方がない。でも、歳を重ねるってことは悲しいことで、酒呑みですって粋がるほどには、呑めなくなりました。ですから、酒が好きです。の方が正しいのかも知れません。
酒というのは、日本酒のことです。昨今の日本酒のイノベーションは眼を見張るものがあります。一昔前の日本酒は合成アルコールと混合されたりしていましたので、口の中で嫌な粘りや舌触りを感じ、飲み過ぎなくても二日酔いになりましたが(以前でも高級な酒は大丈夫でした)・・
今は原材料は吟味され、製法も醸造環境も近代的になり、味も、喉越しも格段と改善され美味しいと感じる酒が増えました。酒蔵革新が起こっていると言えます。酒は苦手だと嫌わずチャレンジしてみて下さい。
酒を美味しく頂くには、器も大切な要素です。私は冷酒なら錫(スズ)の杯で呑みます。燗酒は普通の盃ですと小さ過ぎて面倒ですから「ぐい呑」を使います。岐阜の東濃地区は陶器・美濃焼の産地、作家物の志野や天目、織部焼きが有名です。私の愛用は志野焼のぐい呑です。
永く使っていますと、独特の釉薬が微妙に変色し、味わいがでてきて、酒の味を際立たせます。写真をご覧下さい。左から美濃焼の志野、天目、織部の「ぐい呑」です。手作りの逸品です。もちろん作家物です。・・・と申し上げたいのですが・・・
写真の「ぐい呑」・・・・どこから見ても陶器に見えますが。実はお菓子です。美濃焼の産地、土岐市のパティシエが心を込めて手作りした、ケーキなんです。土岐市主催の美濃焼祭りに出品されました。どこから見ても本物そっくりです。食べるのが勿体無いので、部屋に飾っていますが、賞味期限がありますので、食べようと思っています。
美濃焼の街土岐市で生まれた「食べれる美濃焼」、秋の夜長、月を愛でながら「ぐい呑」の焼物に酒を浸し、お菓子の「ぐい呑」を肴に、ぐびっと煽る一献に至福を感じています。Goto
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土岐市 菓子工房オアシス
商品は、11月下旬より販売する予定。
完全予約制で、1日20セットの限定販売。

コメント

  1. レモンハート より:

    こんばんは。すごくいいですね。注文します!お店で出している地酒の三千盛りを注いて一献。秋の夜長はこれでいきます!!