チョッとゾッと・・・

ランドセルを背負って、ビジネスマンが大手町を闊歩する姿・・・
日本の大人は小学校で学び直さないといけないのではと思うことが多いこの頃だからでしょうか。ランドセルの老舗メーカーが大人向けのランドセル「OTONA RANDOSEL」を発売したと聞けばそんな思いが(10/14・朝日朝刊)・・・いやいや失礼。
そうではありません。A4の紙が500枚以上入る優れもの、ビジネスマンが多くの書類を持ち歩くのに便利。ランドセルですから、背中に背負うことができ両手が自由になり合理的。デザインは通常に比べ奥行きが半分でシャープな仕上がり。頑丈さはランドセルのままだとか・・・
メーカーは「ランドセルは小学生向けのイメージだが機能美の優れたかばん。多くの人に活用して欲しい」と話す。お値段は本革で、職人が作る手作り、税込みの10万円だそうです。高いか安いかは判断がつきませんが・・・昨今、ランドセルは祖父母が孫に買い与える傾向にあります。(結構高級品が売れているようです)
子供の数が減り、市場開拓を迫られるアイディアの産物なんでしょう。ビジネスマンを狙うとは面白い発想ですが・・・孫娘がこの4月から一年生。先日、黄色い帽子を被り、ランドセルを背負って集団で登校する姿を微笑ましく見送りましたが・・・・(重いのでびっくりしました)
朝のラッシュ、大手町や霞が関の交差点をビジネスマンや官僚諸氏が、黄色い安全帽を被り、ランドセルを背負って足早に出勤する姿を想像しますと、背中がチョッとゾッとします。大丈夫だろうか日本。「背負えるおしゃれカバンとしてアピールし、新市場を開拓するぞ」メーカーの意気込みは伝わりますが・・・・・空回りにならねば良いがと・・・・Goto

コメント

  1. Goto より:

    人間は生きれば生きるほどに、重い荷物を背負わねばなりません。その重さに耐えてこそ生きていることだと思います。その上で、更に背中に重い荷物を担ぐなんて、既得な人生です。いや、ランドセルを背負う大人の男性って、とても素晴らしいのではと・・・Goto

  2. 風来坊☆ より:

    面白いデータがあります。
    社会人で、リュック型のカバンを持っている人は、会社での地位が低い、出世をしない。と、確かにリュックはダサいです。それが、ランドセルになっても同じだと思いますが…。
    どれくらい売れるのか・・・