引退だからと・・・その功を挙げつらうのは・・些か卑怯ではないのか。
年の瀬です。この一年を惜しむ気持ちがそうさせるのか。何となく物悲しい。
取分け、橋下徹大阪市長の政界引退は惜しまれてならない。
天敵朝日新聞が社説で・・・橋下政治の功を挙げ連ねた・・・
地方自治に納税者感覚を持ち込み、問題をわかりやすく示した。
「みなさんは破産会社の従業員」自治体職員に財政危機自覚を促した。
予算編成の過程を公開、納税者が納得できない支出を認めなかった。
高齢者向けのサービスを縮小、現役世代への予算を厚くした。
人口減少時代、限られた財源をどう使うか。
今後の政治を考える上での、問題提起となった。
地方が中央にお願いするのではなく、国会に直接乗り込み
地方から政治を動かす新たな手法を「日本維新の会」で開拓した。
スピード重視の「決められる政治」を貫き爽快だった。
ここまで褒めて認めるなら。人格まで否定し批判を繰り返して大阪都構想を潰した・・・
その中心であった・・・朝日新聞に罪はないのか。
社説はこう結ぶ
社会の閉塞感が攻撃的な主張するリーダーを待望する。
しかし、劇場型の政治には終止符を打て。
冷静な政策論議と合意形成への努力こそ、本来の政治の姿だと。
えっ。日本の政治のどこに、冷静な議論と努力があるいうのか。
与野党の不毛な論争から、何か新しい物が生まれたか。
本来の政治の姿を作りだせない責任は新聞にはないのか。
黄鶴楼送猛浩然之広陵 李白
故人 西辞 黄鶴楼
煙花 三月 下揚州
孤帆 遠影 碧空尽
唯見 長江 天際流
我が友、猛浩然は黄鶴楼に別れを告げ西に向い
春霞に花咲き乱れる春三月揚州へと下っていく
ぽつんひとつ遠くに浮かんだ帆影は碧空に吸い込まれるように消え失せ
あとはただ長江がはるか空の果てまでも流れていくばかり。
橋下徹さんには、また、いつの日か政界に復帰して欲しいと望む。Goto
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