補正予算は必要か?

キリギリスじゃあるまいし、稼いだ分の全て使うなんて!
年の瀬に憤るのも大人げないのですが。政府は補正予算総額を3,3兆円と閣議決定した。
なぜ、メディアが中身を精査しないのか不思議で仕方がない。
先ず、補正予算って組まなければならないモノなのですか?
15年度の予算を消化して終わりにすれば良いと思うのですが?
さも、補正が当たり前なんて、何のための年間予算なのか。
補正って、どうしてもって時に組むモノではないんですか?
それも、低所得の年金受給者、約1250万人に総額4000億円ばらまくんです。
補正消化期間は、年明けから3月まで・・・子供が卒業、入学する時期です。
どうせ、ばらまくんなら、進学する子供の手当てにして欲しい。
「1億総活躍社会」って言いますが、頭が固まってしまった高齢者に何が、活躍ですか。
選挙めあてのポピュリズムもほどほどのして欲しいものです。
それと、TPP対策で3403億円。農業対策と言いながら、またぞろ
水路や灌漑設備を整える公共事業。誰が、潤うんですかねぇ?
収益性の高い作物に切り替える生産者支援に505億円がせめてもの、TPP対策では情けない。
やはり、農業に興味を持って参画する若者への支援に比重を掛けるべきではないのか。
選挙対策の臭いを拭い去ることができない。
もう一点。補正にあてる歳入。その大半は前年度の剰余金2兆2136億円。
そうなんです。アベノミクスで、税収が増えたのです。
懸命な政治なら、それを借金の返済にあてるべきなのに。
その分、政権維持のために、補正でばらまこうって魂胆です。
現政権の政策で稼いだんだから、それで良しとするのかどうかは、国民の判断。
願わくば、補正予算など組まないで、未来への投資に知恵を絞って欲しい。Goto

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