新年度の全国紙・紙面から・・・

朝日新聞・The column・・吉岡桂子氏に敬意を表す・・・
新年度、新聞の紙面刷新は・・・高齢者を向き過ぎてはいませんか。
健康問題や年金など、高齢者が興味をそそる特集を多く組んでいます。
リニューアルした読売の「yomiDr.」などはその典型・・
毎日新聞のReライフは「退職金を生かす」で運用の話を連鎖させているし・・
健康の話で、高齢者の健康は足元からとフットケアを取り上げ・・・
更には・・市民農園を借りての菜園の話などなど、高齢者向け特集のオンパレード。
読者層がそうなんですから、それで良いのでしょうが・・・
どうもピンとが合っていない。なぜなら、老後の悠々自適な生活を送れる人が対象。
もはや新聞を購読する高齢読者層はそんな人たちだと・・
思い込んでいるのでしょうか?
読者の実態調査を一度もした事のない新聞社編集局の思い上がりでしょう。
いや、新年度の紙面にケチを付けているのではありません。
そんな悠々自適な生活のできる人たちは、新聞を読んでいませんよ。
と、申し上げたいだけです。彼らの情報源はネットに移行しちゃってますから。
朝日新聞、天声人語のメンバーが変わりましたね。
申し上げにくいのですが・・・味のない文章にがっかりです。
4/7の「花見の幹事」のなんとお粗末な内容・・
朝日新聞の新人記者って、よほど暇なんですね。
もっと深みと味のある天声人語を書いてもらえませんか。
とは申せ。4/7の私の視点、New York The Timesのコラム・・
トランプ現象を引き起こした責任は「メディアにある」と
米国ジャーナリズムに自省の記事を掲載、警鐘を鳴らしたのには感動でした。
それに、いつも思うんですが。The columnに執筆の吉岡桂子編集委員の
香港で書店主が消えた問題を取り上げ「読んだ空気を吹き流せ」は圧巻。
わざわざ、香港まで取材してのコラム、中国共産党暴露本が、大陸で人気とは。
さすがに鋭いと言わねばなりません(新たに始まったcolumnではありませんが)
それに、日曜日、何気に読む読書面・・どのような仕組みで
本が取り上げられるのか。書評委員会で、数百冊の本が吟味される様・・
新聞紙面の裏側を覗くようで、感心しました。本気で新聞作りやってるんじゃないですか。
安易に紙面を批判することすらはばかられます。
新聞を購読する高齢者は、実はこんな記事を待っているんですよ・・Goto

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