日経を読まない日を楽しみに・・

日経新聞・・・新社会人、学生を対象に紙面の刷新が・・・
「私は日経新聞を日々通読せねばならない苦痛から解放された」と・・
語ったのは・・・80歳で経営の第一線から身を引かれた・・
私が直にお聞きした「イビデン中興の祖・多賀潤一郎師」引退弁のである。
二つの意味があるとその時解した。
一つは文字どうり、日経を読まずして経済を知り得ないこと。
経営に携わるということは、貪欲に経済情報を吸収し続けること。
もうひとつは、生き馬の目を抜く経済の世界は・・常在戦場であるということ。
一瞬でも気を抜けば、その場で倒れ屍となる。
生き残り成長を続ける気力がなくなれば、後継に道を譲る・・
それが経営者というものであると・・
経営者の話ではありません。仕事するということは、
経済の海に生きるということです。
海の状況にアンテナ張り巡らせなければ・・・上手く泳げません。
日経が経済の羅針盤であることに間違いはない。
多賀師の「言」にその重みを学びました。
ですから、私も日経を私なりの視点で日々捲っています。
9日から、日経朝刊の紙面が刷新されます。
刷新といっても、経済新聞です。経済情報を発信するに変わりはありませんが・・
若い読者を意識した企画が幾つも登場するようです。
経済教室面・・・経済ニュースを個性的な有識者の目を通し、違う角度で分析する。
月曜に「18歳プラス」・・就活に役立つ情報をふんだんに。新社会人にも必要かと。
時代は東京五輪です。アスリート群像や先端技術で五輪に挑む企業紹介など。
新商品の紹介を火曜に。ヒット商品舞台裏を探るコーナーも新設されるとか。
生活面にも力を入れ・・・家事やおしゃれ情報も・・
第一線の営業マンには・・仕事に不可欠な紙面になるのではないでしょうか。
大いに期待したいと思う。
合わせて、電子版とのコラボを強化するとのこと・・
FT(フィナンシャルタイムズ)を買収した日経・・国際紙面の充実も期待したい。
何だか、日経の拡張員のようだが・・・
私もいつの日にか「日経を読む苦痛から解放された」と・・
肩の荷が下ろせる日が来るのを楽しみに・・新紙面にすがろう。Goto

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