潮目変わった・・・

既得権益に大胆に切り込まない限り・・アベノミクスは・・・
2016年3月期がどんな業績だったのか・・・
企業の決算発表が出揃いました。
輸出産業はアベノミクスのおかげで・・・軒並みに好調でした。
経営者の様々なコメントが紙上を飾りましたが・・
取分け・・・気になるのは「トヨタ」トップののコメント。
過去最高益を更新して・・胸張るかと思いきや・・
17年3月期は大幅な減益を見込む・・
「これまで数年間の決算は為替による追い風参考記録だ・・
風がやんだことで等身大の姿が見えてきた。
真の実力を追求する意志の強さや覚悟が本物かどうか試される年なる」
「大きく潮目は変わった」と眼光鋭く口を真一文字に噤んでのコメントには迫力が・・
「風が止まった」と言うことは、天下のトヨタはアベノミクスの限界を見極めた
と理解して良いのではないか?(成長戦略を推進して欲しいとの思いは変わらないが)
5/11・政府は経済財政諮問会議を開き・・子育や女性・高齢者の就業支援を
柱とした経済財政運営指針「骨太方針」の骨子を示し・・・
歳出の効率化で浮く財源と景気回復による税収増を「アベノミクスの成果」と
位置づけて活用する方針だそう・・・
ズレてませんか?納税額日本一のトヨタが相当な決意でないと
17年度を乗り切れないと、覚悟しているのに・・
政府は骨太方針で税収増を当て込んで・・個人消費喚起にと・・
「プレミアム商品券」をばら撒こうとしている。
私はアベノミクスが終焉したとは思わないが・・・
女性・高齢者の就業支援も大切だが、それよりも・・
「潮目が変わった」とする企業に、そうではないと、既得権益に切り込むべきではないか。
それ以外に「潮目を変えない」方法はない。経済成長はないと思う。Goto

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