岐阜提灯

官民挙げて岐阜の伝統工芸を世界に!
もう随分少なくなりましたが・・・いや、岐阜市が積極的に推進すれば・・
鵜飼いが開かれる5月中旬から10月の半ばまで・・
民家の軒先には、「卵形」をした岐阜提灯が吊るされ街が飾られる。
岐阜市の南部に・・・加納地区があります。
家康の長女、亀姫が嫁いだと言われる加納城跡も・・
加納藩は彼女没後、貧しい藩となり、藩士達は、傘張りと提灯作りで糊口を・・
その名残りが、今でも・・・岐阜の特産といえば・・傘と提灯。
戦後傘は洋傘に。提灯は需要がなくなり・・・いずれも時代の波に飲まれましたが・・
提灯は「盆提灯」として旧家ではお盆に仏壇に供えら・・・
最近は・・・工芸品として、一流のデザイナーが創作(イサム・ノグチなど)
インテリアとして重宝がられています。
日経で拾った話題です。(本来なら・・地元の話題となり・・市民がこぞって応援せねばね)
岐阜の提灯メーカーが年内をメドに欧州への輸出を本格化させるとか。
スイスの企業が代理店となり、照明器具として販売する。
ミラノで開催された国際見本市「ミラノ・サローネ」への出展で・・
欧州での販売代理店も確保・・
提灯は和紙と竹が織りなす幽玄の世界。和の象徴・・・
果たして、欧州で評価されるか・・
なんせ、400年近い歴史を誇る岐阜提灯が継続して欧州に輸出されるのは・・
有史以来・・・地場産業の復活だ・・とは申しませんが・・
約20に減った提灯製造業者・・・
ここに至る関係者のご努力に敬意を表するとともに・・
官民挙げて、岐阜の伝統工芸が世界に認知されるよう・・尽力いただきたいものです。
もちろん・・その前に、民家の軒先に岐阜提灯を吊るしましょう。Goto

コメント