震災5年半の風景・・・・あゆみ野とのぞみ野・・・
あの東日本大震災から、5年と7ヶ月が経った。
濁流が街を圧し潰す。あの凄惨な光景が脳裏に焼き付いている。
被災地から遠く離れ・・TV画面で見た私ですらそうなんですから・・
地震、津波に遭遇した方々の心の傷は、歳月で癒えることはないでしょう。
私の愛読紙・・・宮城県・石巻エリアで発行される「石巻日日新聞」・・
9月に入り一面で「まち再生、震災5年半の風景・最盛期」と題する特集が組まれた。
21日付の連載最後・・・石巻市新蛇田地区の風景(写真参照)が掲載された。
水田地帯が住宅用にかさ上げされ、防災集団移転団地では宮城県内最大規模。
新蛇田地区は田園地帯が新市街地に生まれ変わり、石巻を代表する地区に。
復興住宅535戸、自力再生戸建て住宅730戸が整備され・・約3300人の人口に。
JR仙石線の新駅「石巻あゆみ野駅」がこの3月に開業。
町名も新蛇田地区が「のぞみ野」新蛇田南地区は「あゆみ野」と命名された。
新たに誕生した「まち」から、住民たちがどんな「のぞみ」を抱き・・
どんな「あゆみ」を始めるのか・・・
「のぞみ」といえば、あの震災を乗り越え、地域の人たちが育んできた女川町を
本拠地とするサッカークラブ「コバルトーレ女川」・・・震災でチームの存続さえ
危ない時期乗り越え・・創設10年・・東北社会人サッカーリーグ1部で、
悲願の初制覇を果たした。心よりお祝い申し上げます。
女川町はまちの8割が津波にのまれ、スポーツ施設は仮設住宅と化し・・
練習場所すらない状態からの出発・・・我が社と石巻日日新聞とのコラボで発刊する
ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌「んだっちゃ!」(石巻・東松島市・
女川町・57,000部・全戸配布)のスタッフにはコバルトーレの選手も。
阿部監督「ここまでこれたのは、関わってくれた全ての方々のお陰、感謝したい。
次はJFL(日本フットボールリーグ)に昇格すること」と気を引き締める。
昇格は11/11から始まる全国サッカーチャンピオンズリーグで2位以内が条件。
コバルトーレ女川の「のぞみ」は勿論、Jリーグ昇格。
東北社会人リーグの制覇は、関係各位のご努力の賜物と、敬意を表すと共に、
その「あゆみ」が、大震災からの復興のあゆみでもあると、
感慨深いものがあります。Goto
9/21石巻日日新聞
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