次の10年・・波頭の先に

日本経済新聞140周年・・・日本株式会社の機関紙はこの国を何処へ・・・
日本経済新聞が創刊140周年を迎えたとのこと・・・慶賀に存じます。
日経は「中外物価新報」として1876年・・・ご維新から僅か8年目・・に創刊・・
・・・以来、日本経済社会の発展とともに・・・歩んできた。
140周年を契機に「経済を中心とするリーディング・メディア」として、
中正公平の社是のもと、言論報道機関の使命を果たしていきたい・・・と
記念日の12/2付朝刊一面で覚悟を述べています。
私と日経の出会いは、昭和42年・・・ニキビ面で上京した18歳・・・
先輩から「日経はなぁ、日本株式会社の機関紙・・資本の手先だ」と・・・
働く人たちの敵であると聞いたのが始まり・・・
その先輩「ブルジョア新聞を読むなら、赤い赤い朝日だろう」とのアドバイスも・・
それがどうですか・・今では、日経に目を通さないと、時流に取り残され、経済の
荒波に飲まれてしまう。そんな脅迫観念に苛まれ、日々目を皿にしてページをめくっています。
私の尊敬する経営者のひとり・・・イビデンの中興の祖・・は、卒寿を迎え・・・
全ての役職を降りた日・最初にやったことは、日経の購読を止めたこと・・
そして、経済情報から解放された喜びであったと・・仰ったのが今でも耳に残る・・・
日経は経済戦争の戦士にとって、正に・・・最低限の防具である。
12/2付けの朝刊・・・第二部は創刊140周年大特集・・
「次の10年 波頭の先に」と題しての36ページに及ぶ大特集・・
さすがに、日本株式会社の機関紙です。読み応えありました。
残念ながら、広告紙面にはイマイチ勢いがないようです。
当然、祝賀広告で満載になるところですが、どこかチグハグな感じがします。
新聞広告への誘導に陰りが見えた大手代理店の影響かも知れませんが・・・
しかし、内容は今日の日本の課題を網羅・・・
10年先を見据えての提案は実に多義に渡り一読の価値がありました。
私的には地方創生を見据えた「魅力ある田舎若返る」や・・
仮想通貨が社会を変える。AIドライバーが高齢者運ぶなどの・・
IT革命の近未来は納得でした。しかし、日経とメディアに望むは・・
これが日経の体質なのでしょうか・・・些か選者の意見が甘い感じがしました。
それと、日経トップの声が聞けないのが淋しい。折角の折です。
かの英国ファイナンシャルタイムス(FT)を買収して・・日経は何処へ向かうのか・・
経済のリーデングメディアとして、日本株式会社の10年先を・・
何処へ導こうとしているのか・・・聞かせてもらえればと思うのですが・・Goto
●地域みっちゃく生活情報誌®巻頭特集のご紹介
名古屋市 瑞穂フリモの巻頭特集はこちら
http://chuco.co.jp/modules/special/index.php?cid=19
名古屋市 千種フリモの巻頭特集はこちら
http://chuco.co.jp/modules/special/index.php?cid=18
福岡県 マイタウン姪浜の巻頭特集はこちら
http://chuco.co.jp/modules/special/index.php?cid=113
大阪府 クレハの巻頭特集はこちら
http://chuco.co.jp/modules/special/index.php?cid=84

コメント