養鶏業者の心痛をお察し申し上げます。岐阜県の完璧な危機管理対応に敬意を表す。
全7万8084羽の養鶏を「家畜伝染病予防法」に基づき・・・
防疫指針通り、殺処分や埋却・鶏舎の消毒の防疫措置を・・・
感染確認から・・72時間以内で全て完了・・・
岐阜県・山県市の養鶏場で100羽の鶏が死亡。
検査の結果・・鳥インフルエンザウィルスが検出されたのは・・・
14日午後11時5分・・・岐阜県は直ちに緊急対策会議・・(県知事選の真っ只中)
危機管理とは、こんな時に発揮されるものだと、改めて感服したのだが・・
県は・・間髪入れず行動開始・・・県職員や警察、自衛隊員ら延べ、2180人を動員・・
取り分け、県職員は「予め決られていた手順通り」・・
当該課である「畜産課」の指示の基、全庁から若手職員が出動・・
折悪く・・14・15日は降雪、気温もマイナスに下がるなか・・
昼夜を問わず・・時間と戦いながら防疫措置が展開された・・
報道よれば、埋却の穴から湧き水が出て・・・穴掘りをやり直したり・・・
「数々の難題が降り懸かる中・・必死の作業を続けた結果・・72時間以内に・・・。
月並みな言い方かも知れないが、よくぞやり切ったと、関係各位に改めて感謝申し上げたい。
もちろん、措置の完了で、終わりではない。
県は・・再発防止に最善の措置を講じながら・・・
養鶏業者や食肉業者への救済対策も同時にスタート。
損失に対して、国に補償を求める際の手続きなどの支援、風評被害対策など・・
きめ細かな対応ができる体制も整えた。見事な対応です。
「鳥インフルエンザ」は天災ではないが、防ぐのは容易ではない。
消毒指導はどうだったのか。モニタリングは十分だったのか。
人員配置や情報伝達に齟齬はなかったのか。資材備蓄は万全だったのか。
防衛対策に不備はなかったのか。
問題点を洗い出して・・再発防止に努めて欲しい。
とは申せ、岐阜県全職員を挙げての完璧な危機管理対応に改めて敬意を表す。
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