外国人に国をひらく

地域みっちゃく生活情報誌で多文化共生の特集を続けています。
折しも、米大統領が中東・アフリカ7カ国からの入国を禁止する大統領令を出し・・
米国内のみならず・・世界中が騒然とする中・・・
朝日新聞のオピニオンのページ(2/1付)に元警察庁長官の「外国人に国をひらく」・・
そんなタイトルでインタビュー記事が掲載されました。
昨年のデータです。日本で働く外国人労働者が100万人を突破しました。
求人難の小売店や飲食店などの従業員として働いているが・・
大半は留学や技能実習などの名目で来日した若者達・・
いわゆる法の不備を突いた歪んだルートの雇用です。
どうもこの国は「外国人労働力」の問題となると・・
多様性の尊重とか、人材開国になるべきだとか、威勢は宜しいが・・・
いざとなると、根本的なところで目を逸らせ、正面から向き合わない。
現実に受け入れてしまっているのに、受け入れ側の意識改革はしないし、
法整備もしない。少子高齢化、人口減少社会にどのように抗うのかと・・
大上段に振り被るつもりはないが・・余りにも無責任だと思う。
元警察庁長官・・・外国人の犯罪率が高いデータなどない。
労働力として利用し、用が済めば「ハイ、お帰り下さい」では余りにも身勝手・・
外国人も安定した人生を送りたい。そう願えば、日本社会に溶け込む施策を講じるべき。
ルールを厳守する。日本語の習得などは国が責任を持つ。
それでも「嫌だ」という人には「厳正にお引取り願う」・・・そんなルールで・・
「生活者」視点で・・「受け入れる時に来ているのではないか」と提言する。
「外国人に期待するのは安易な労働力ではなく、地方の停滞や閉塞感をぶち破る
新しい発想が今こそ必要」だとも・・・
私は警察関係者、それもトップが「外国人を生活者」として受け入れるべし
との発言に敬意を表したい。
我が社が発行するハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌「Kanisan club」
(岐阜県・可児・美濃加茂市・73,690部)の2月号の巻頭特集(写真参照)は・・
外国籍人口が岐阜県内で最も多いエリアです。
日本人と共生、豊かな街づくりにも参画して欲しい。
「多文化共生」・・・地域経済を担う人材として学ぶべきではないでしょうか。
そんな内容を・・・日本語とポルトガル語で掲載しています。
(多文化共生の特集は今号で11弾。行政の国際交流協会とのコラボです)
外国人に国をひらく・・・そうあるべきだと考えます。
と同時に、受け入れる日本人の意識改革が問われます。
我が社の「Kanisan club」の取り組みこそが、時代を拓く一歩だと、
誇りを持っています。Goto
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コメント

  1. レモンハート より:

    こんばんは。ご返事ありがとうございます。誰よりも今、運を望む男です。十しか事を為さないのに十の結果を望んでいる間は幸運は来はしない。百の事を為したら必ずや、幸運は来る。動け、動け、とがんばらねばなりませんね^^ここからがSTAT、獅子奮迅の活躍をします。

  2. Goto より:

    誕生日おめでとうございます。
    52歳・・・これからです。
    私の持論です。人は今が一番若いとなぜ思わない。
    過去のモヤモヤを今に持ち込み悩むなんて・・無意味。
    楽しいことが山ほどあったのに。
    未来の不安を今に持ち込む。
    案じてもどうにもなるものではないのに。
    人は、今日を限りに生きる以外に方法がありません。
    ぜひ、頑張って下さい。今日からスタートなのですから。
    おめでとうございます。Goto

  3. レモンハート より:

    こんばんは。かにさんくらぶ、素晴らしいですね。かにさんくらぶから、すべては始まったー。様々な苦闘を乗り越えた物語に意気を感じます。学ぶべきものだらけです。・・・頭は常に混乱、心は常に疲弊、睡眠時間も才能も企画も資金も常に足りない。すべてが足りないものだらけ。いつも得体のしれないものにおびえている私ですが・・・・「で・も・大・丈・夫・や」。コメントを読ませていただくと、なぜか、いつも、ここにたどり着きます!この店(社長ブログ)は夢を語る、夢を共有できる場所ですね。ありがたいです。今日が本年度におけるSTART!本日、実は52歳なりました!まだまだひよっこ、変化を求め、大繁盛店目指さねばいけませんね。もう一滴もでない絞った雑巾から、渾身の力で、一滴一滴絞り出します^^さあ、仕事、仕事、仕事です!