広告会社の使命と役割は個人消費の拡大に寄与すること。
「鉄は国家なり」と演説したのはプロイセン王国・ドイツ帝国の首相ビスマルク。
鉄鋼生産量は国力を表す重要指標です。
製鉄業は日本のものづくりを象徴する産業です。
鉄鋼メーカーが戦後の日本経済成長を支え、
国際社会では、存在感の高揚に貢献・・・まさに「鉄は国家なり」です。
「アベノミクス景気」は12年末から始まり・・・バブル期を超え戦後3番目の長さに。
その証左が、日本鉄鋼産業の基幹「JFEスチール」では「どの製鉄所もフル稼動が続く」と。
「鉄は国家なり」底堅い好景気が続いています。
「鉄」だけではありません。
輸出産業の中核、半導体製造装置メーカーも強気の見立てで。
米国・中国を中心とした世界景気の回復追い風を受け、製造工場を拡張しています。(日経4/17)
雇用も堅調で、国内「完全雇用」状態。失業率は3%を割り込み、
有効求人倍率は四半世紀ぶりの高水準を記録している。
景気の三大要素の、輸出が好調。設備投資が顕著、雇用環境も良好となっている。
問題はもう一つの好況要因である、個人消費の拡大ですが。
春闘も官製の限界か、イマイチ、ベア獲得が鈍い。
賃金が上がらなければ、個人消費の伸びは期待薄だか・・
個人消費の拡大とくれば、広告会社の役割。
小売業は全般に業績を上向かせているが、トレンドに流されず、
個性ある商品の提供、低価格に走らず、ニーズを先取りする努力が、実っている。
メーカー、流通、広告会社との連携が功を奏しているよう。
ここに来て・・・アベノミクスを批判する向きもあり・・・
日銀総裁の金融緩和策を否定する論調も聞こえます。
では、どうすれば良いのか?対案なき批判に耳を傾ける人はいません。
この「アベノミクス景気」「鉄」の受注が続く限り・・
まだまだ、好景気が続くでしょう。
個人消費拡大のために、広告会社の使命と役割は重いモノがあると、
景気動向から、気合いを入れ直しています。Goto
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