新聞とは何か。朝日と読売・・・一足早いヒートアップ。
山並みは新緑に映え、野辺には花咲き乱れ、薫風吹き、
天はまさに、五月晴れ・・一年で最も綺麗な皐月ですが・・今日で終わり。
明日からは梅雨期の6月、水無月です。
歳月人を待たずと申しますか、光陰矢の如しと申しますか・・・
今年も折り返し月となりました。月日のたつのは本当に早いものです。
この夏は、異常に高温だとか、猛暑に備えねばと思います。
政治の世界。安倍一強政治が続き、なんとなく凪の状態が続いていますが・・・
この体制を守ろうとする読売新聞と批判的な朝日新聞が激しい鍔迫り合いを
演じ始めたようだ。一足早く猛暑が来たかのようです。
朝日、5/25・朝刊・・・一面で前文科省事務次官・・・
加計学園問題で内閣府から「総理のご意向」と書かれた文章を
担当課長から説明を受けたと証言。安倍首相の指示があったことを示唆した。
前次官の捨て身の証言に民進党がやり取りの詳細を国会で取り上げれば、
国会が紛糾すること必至です。朝日と民進党とのコラボで、
スキャンダルを大きくして、政権打倒に繋げたい思惑がありありです。
読売、朝日が前次官のインタビューを行なった情報が入ったのでしょう。
22日朝刊で前事務次官は「在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている
新宿歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入り・・・との記事で、機先を制したが。
朝日・・前次官インタビューに応じたのは、「あるものが、ないことにされては
ならないと思った」と正義感を披露。天下り問題で引責辞任させられた、
逆恨みではないかとの読売を意識した問いにも「私に責任がある、自分の考えで辞任した。
謝罪する私に逆恨みする理由がない」と・・・さすがに官僚答弁で返す。
出会い系バーについては「昨秋、首相官邸に呼ばれ、
こういう所に出入りしているらしいじゃないかと注意を受けた」
「なぜ、読売新聞が報じたかわからない」と、暗に官邸のリークを示唆。読売を批判した。
加計学園ありきで「行政が歪められてはならない」・・・その通りだと思う。
ではなぜ、次官として毅然と拒否しなかったのか。
辞任後に「歪められた」では、遠吠えにしか聞こえない。
読売も、ここに来て、益々官邸御用新聞の傾向を強めている。
東京都議選に対しても官邸の意向に沿って、
豊洲問題で「小池知事の結論を迫り」始めた。
多分、朝日は都議選後に決断をと小池知事の側にたつだろう。
朝日、読売のヒートアップをどう見るか。
新聞のカラーが鮮明になって、良いのではないかと思うが、
日本列島がこんなに美しい皐月に、読売のここまで露骨な醜い
御用新聞化・・・・・新聞とは何かを問い直す必要はあるのではと思う。Goto
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