85歳の山田洋次監督に敬意を表す。
土曜の朝。前日、出張から戻るのがチョッと遅くなり・・
チョッピり寝坊・・慌てて・・ブログを書き、いつもより・・30分ほど遅れで、
早朝ウオーキングに・・・途中のストレッチで、汗が吹き出て、
帰宅後・・朝、シャワーを浴びて、出社。
書類の整理を済ませ、ひと息つくと、電話があり、午後の予定が飛んだ。
昼食をと・・待てよ・・そうだ、久しぶりに映画でもと思い立ち、
高齢者には身につまされると評判の山田洋次監督・・・
「家族はつらいよ」を観てみるかと・・思い立ち・・
新聞を捲る。あれぇ・・一番近くにあるシネコンの「日載」がない。
(新聞には映画の案内が毎日掲載される・・それを「日載広告」という)
で、仕方がない。スマホで調べ・・午後の時間にと出掛けた。
館内に入って驚いた。
観客席が結構埋まっている。それもほとんどがご同輩ばかり。
それに、賑やかなんです。通常、映画館なんてものは、開始時間を静かに待つのですが
あちらこちらから、ワイワイガヤガヤ。高齢者に遠慮はない。まるで、老人ホーム。。
最近の映画って、開始時間になっても、なかなか始まらないんですねぇ。
予告編の案内が長々と続き、上映中の注意が与えられ、
広告が流れ15分ぐらい経ってスタート。商魂逞しいですねぇ・・・
でやっと・・・今や伝説のイラストレーター横尾忠則さんのタイトルが斬新。
登場人物の時代背景に合わせてのワンカット、ワンカットまでも実に丁寧。
独居老人の本棚の本まで吟味され、高齢ドライバーに付けるもみじマーク、
マグネットを剥がし駐車場で投げ捨てる。そこに枯葉が・・・
喜劇です。笑いの質は「男はつらいよ」と同じドタバタですが。
人間味があって何処か温かい。人の死である悲劇を笑いに変えるところも
85歳の監督ならではでした。
私の鑑賞感です。
生涯現役でなければならない。働くことを辞めて、することがないのが、
高齢者問題の最大の悲劇だと思う。
働くとは生産することです。高齢者には高齢者にできる生産物があるはずです。
それと自動運転の技術を早く開発して一般化して欲しい。
そうすれば、高齢者の行動に自由度が増し、生涯現役で働ける。
「人間は働くから人間です」85歳山田洋次監督の働きに敬意を表しながら・・・
楽しませて貰った・・たまには映画観賞も良いモノです。ご同輩・・・・Goto
映画観賞
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コメント
コメントありがとうございます。
観賞したのは「家族はつらいよ」のパート2でした。
先ごろ、パート1が地上波で放送。それも見ましたが、
熟年離婚がテーマでした。
次回作品は、遺言かな。それとも認知症かも。
山田監督って、社会を見ていますねぇ。
Goto
こんばんは。山田監督すばらしいですね。僕も見て見たくなりました。山田映画といえば、寅さん!
ドブに落ちても 根のある奴は
いつかは蓮の 花と咲く
意地は張っても 心の中じゃ
泣いているんだ 兄さんは
目方で男が 売れるなら
こんな苦労も
こんな苦労も かけまいに
かけまいに
男とゆうもの つらいもの
顔で笑って
顔で笑って 腹で泣く
腹で泣く
いつか蓮の花と咲くよう踏ん張らねば。ですね!