あなたは移民受け入れ、慎重派ですか、推進派ですか。
淋しいですねぇ。街が。故郷岐阜市のことです。
残暑が厳しいので家の外にはでないからだと思うのですが、
岐阜市の市街地・歓楽街で一世を風靡した柳ヶ瀬地区・・
夏休み最後の土日、昼下がり・・・人が歩いていないのです。
その周辺もそうです。旧市内もまるで歯が抜けたように・・
幹線道路沿い、隣接していた家々が取り壊され、空き地が目立つ。
岐阜市の人口は41万人ほどだが・・平成の合併で増えたにも拘らず・・
高度成長期の最も元気だった頃よりも1万人以上の減少・・
これでは、市街地に活力がなくなり、空き家が目立ち、
往時の賑わいがなくなるのは必然。幾ら地方創生を叫んでも・・
人口が減り続ける現状をなんとかしない限り、衰退は避けられない。
さて、どうするのか。
日本国の最大の課題は人口減少問題であることは間違いない。
2020年、東京五輪を境に生産人口の大幅な減少が続く・・
女性と高齢者で賄うのも限界。国際競争力が急速に低下することは必定です。
人口減少経済研究の権威が示す処方箋が・・(毎日のコラム・風知草に)
1・明治維新、戦後改革並みの大ナタをふるい、企業の3から5割を退出させ、
先進国の企業、研究者、技術者を招いて入れ替える。
2・地方は大企業の工場誘致という植民地的な感覚を捨て、独創的な産業を生み出し自立。
3・東京首都圏の高齢者対策を。住宅、病院、介護施設を確保せよ。
だそうです。これが、人口減少問題を解決するための処方箋?
なぜ、この3点で解決するのか。さっぱりわからない。
(これが毎日No,1コラムニストのコラム・・・????)
人口減少は全てを飲み込む「静かな大津波」・・・小手先では止めることができない。
権威者の説が小手先だとは思わないが、不可能な暴論に近いのは確か。
8/21・讀賣新聞が「移民受け入れ、識者に聞く」で推進派と慎重派の意見を掲載した。
人口減少を解決するには誰もが分かっているように、移民しかない。
慎重派の意見は情緒的な枠から一歩も外に出ていない。
そのことを承知で、讀賣がこの問題を取り上げたのは・・・
受け入れを、やむなしと舵を切ったに違いない。
いよいよ移民がメディアの俎上に載ったかと思うと・・・
推進派のひとりとしては、いよいよかと感じるのだが・・
果たして、方針が決まるまで、ふるさと岐阜が存在するかどうか?
讀賣が舵を切ったのは流れが変わる前兆だと思いたい。Goto
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