解散理由を客観的に理解した上で、政策を聞いてはどうでしょうか。
今日は衆院選の公示です。
22日の20時、投票箱が締まるまで、日本列島はかまびすしい。
メディアは先月25日、安倍首相が解散すると記者会見してから・・すでに総選挙一色ですが。
政治は権力闘争です。衆院選は政党が、政治家が、日本国の覇権を命を賭けて争う・・
政権選択の選挙です。日本の将来が掛かっています。ぜひ、投票に・・
総選挙のおさらいです。衆院選はなぜ告示ではなく公示と言うのでしょうか。
衆参の選挙は、天皇の国事行為として国民に知らしめる。と、
憲法に定められています。解散も「天皇が衆議院を解散する」と
宣言する国事行為です。今回は「国事行為は内閣の助言と承認により」と書かれていますので、
内閣が宣言はしてもらわなくても良いと判断したので、
天皇の宣言なしでの解散となり、衆院議長が宣言を読み上げました。
私的には、やはりお召し願い、宣言して頂くべきであったと思っています。
それだけでも、安倍首相には解散に後ろめたさがあったのではと勘ぐりたいです。
それこそ、大義がない証左ではとの声もあります。
公示日当日、今日ですが、官報に天皇の勅書が掲載されます。
因みに告示は全国にある選挙管理委員会が選挙の実施を発表することです。
大義ですが。解散するに大義が必要かといえば、必要なんでしょうが、
少なくとも解散理由は明確にしないといけません。
国民は本当のところを知って投票すべきだと思います。
解散は首相の専権事項だと言われています。
首相の権威の証。自分の判断で解散することができます。
いつが良いのか。低迷していた内閣支持率が上向き、支持率が上がった。
野党第1党に離党者が続き混乱している。
小池新党の準備もできていない。この時期ならば自民党に有利、
今だ・・・と突然、解散して総選挙をと決めたのが偽らざる理由です。
そもそも衆院の解散とは・・・与党の方針に野党が反対し、国会が混乱したときに
「どっちが正しいか国民の意見を聞いてみる」と実施するものです。
それを大義というのですが。
国会も開かずに解散を決める。開きたくない理由がある。
首相にとって都合の悪い追求をされるのを避けたいのがもう一つの解散の
本音ということになります。北朝鮮と米国が緊張の度合いを増している。
そんな時、選挙をやってて良いのか。その批判に安倍首相は答えられない。
「自分のことだけ考えての解散・総選挙」ってこと。残念ながら客観的事実です。
解散の本当の理由を知っての上で、各政党の政策を聞いて、
清き一票を投じたいものです。Goto
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