情報革命群を組織する。

なぜ、日本の各メディアは、ソフトバンク・孫正義社長に聞かないのだろうか。
いつもながらですが、ソフトバンクの孫社長・・・
そのスケールの大きさには驚かされます。
彼の動き、やろうとしていること、メディアはもう少し真剣にウォッチすべきでは。
取り分け、経済に弱いと申しますか、ピントがあっていない・・・
朝日、毎日など全国紙は。もちろん、日経もです。
日経は、誰に遠慮をしているのか・・・どうも腰が引けています。
私の想像ですが。ベンチャー企業を受け入れない古い体質の企業群にだと思います。
孫社長、驚いたのが昨年になりますが、半導体設計の最大手
英のARM社を3兆3千円で買収、IT関連製品の基幹設計部門を握り、
第四次産業革命と言われるIoT時代に先手を打ったことです。
そして、今年5月、サウジアラビア政府などと10兆円規模のファンドを設立。
ほかに米アップルなど10社が参加・・・その額は2016年、世界VC(ベンチャーキャピタル)
の総投資額1077億ドルとほぼ同等。たった一人で世界のVCと渡りあっているのです。
このファンドは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」と命名され、
すでに中国や東南アジアの企業に3兆円程度投資され、更に米IT企業に積極的に出資・・・
しているという。このサウジなどと組んだファンドが第一弾だそうで、
このほど、第2弾ファンドを立ち上げるという。(日経)
構想では情報革命を念頭にAIやIoTを中核をした新興企業を中心に投資すると。
資金の出し手を構造的に増やし、20兆、100兆円単位で資金量を増やし、
世界で1000社のIT企業に投資し「進化する企業群」を作ると鼻息は荒い。
相変わらず壮大なスケールだが、
「永続するテクノロジーもビジネスモデルも存在しない」
強みや持ち味の違う起業家を束にして互いに刺激し合い、
アイデア交換することで、情報革命は進化する」と、未来を見据えている。
私達はややもすると、産業革命が起こった後にその凄さに気付くのだが、
それ以前と価値観が全く変わったことには意外と言及しない。
今まさにIT革命を経て第4次産業革命が起ころうとしている。
もう誰も止めることも後戻りすることもできない。
その世界的先駆者が孫社長だと思って私は見ている。
古い固定した概念で第4次産業革命を見ていては何も見えてこない。
全く違う世界になるのです。多分ですが。
その先駆者が、ソフトバンクの孫社長だと思っている。
日本の起業家が、世界に先駆ける・・・痛快ではないか。
そうそう・・・読売新聞社がハーバード大ジャーナリズム研究所と
最先端のメディア事情を伝える同研究所発行のリポートの日本語版を
ヨミウリオンラインでスタートさせるそうです。
同研究所の所長インタビュー記事・・・
「米国ではTVや新聞に取って代わりニュースを得る主役となったスマホが
早くも「つまらないモノだ」と飽きられている」「これからは
スマホの次に来るものが何かをいち早く探り当てることが非常に重要な
テーマになる」と言うが・・・・
私に言わせれば、そんなこと、孫さんに聞きなさいよ。
一発で答えがでてきますから・・・・と申し上げたい。Goto

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