脳を鍛えるには本が一番ですね。
寒稽古って、大寒のこの時期にやるんですよねぇ。
私もさすがに、残雪が残り、路面が凍てつく朝はウォーキングを自粛します。
それでも私の健康法である、有酸素運動は、欠かさずやります。
寒いからと、縮こまってしまいますと、止むことのない老化の速度が・・・
一気にスピードを上げますので、常に遅らせる努力・・
意識的に身体を鍛える・・・寒稽古が必要だと思っています。
年を重ねるにも苦労します。
同時に五感の機能も脳も意識して鍛えないと、猛スピードで衰えます。
五感を鍛えるのは、好奇心と集中力ではないかと思っています。
色んなことに興味を持つ。料理なら、匂いとか味とか、見た目とかで
五感が鍛えられます。何かに集中することも神経を研ぎ澄ましますので、
五感が磨けるようです。
ラジオを聴くと想像力が逞しくなり、テレビをボーっと見ているのとは違って、
脳を鍛えることができるそうです。それにラジオは聴きながら、
手足を動かすことができます。その”ながら”が、更に脳を鍛えるに良いとのこと。
でも、私は脳を鍛える・・・いや、肉体と同様に衰えるのを防止するのは、
やはり、本だと思っています。でも老化は、活字が読み辛くなる。内容が頭に入るまで、
時間が掛かる。集中力が持続できない。そんなこんなで活字と縁遠くなります。
私は新聞命ですから、活字大好き人間です。最近は、歓楽街で酒を呑む訳でもなく、
夜の時間に余裕があります。そこで、電子書籍を始めました。
びっくりです。今あなたはこの本、何パーセント消化している。
完読するまでの時間は何時間何分である。一息入れるときは、栞が挟める。
目が疲れてきたら、活字を大きくできる。画面の明暗も調整できる。
文字の背景の色を変えれる。飽きたら、本棚に仕舞い、
他の本に瞬時に取り替えれる・・・などなど・・・それはそれは豊富な機能です。
スマホは画面が小さいので、高齢者向きではないのですが、タブレットなら、
日頃、もち歩いていますので。なんと便利なことか・・
電子書籍の時代を抗うことは難しい・・・そんな思いがしました。
出版科学研究所が17年の出版市場が前年比7%減、1兆3701億円だったと発表。
13年連続で減少、ピーク時から半減した。とりわけ、このデータで
衝撃的だったのは、出版界最後の砦と言われる漫画単行本(コミック)が
13%減、初めて二桁減少したことです。
なぜだ・・・本を読まなくなったから。活字離れが・・などなど
出版界の根源的な問題が原因では・・・と思ったのですが、そうばかりではない。
ネットで海賊版が出回り、そこで読んでしまうのも大きな要因。
従来のビジネスモデルが、破壊するのではと、電子書籍に懐疑的な出版界ですが
世の中は大変革期を迎えています。その分野に例外はありません。
私でも、脳を鍛えるために、電子書籍で本を読む時代です。
本は時代を社会を創る原点です。寒稽古の時代は終わったのでは・・Goto
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